出穂期前の草刈りも漸く終わり、ほっと安堵の胸を撫で下ろしたいところだが、一難去ってまた一難、唐竹林を見るとニョキニョキと筍が勢いを増している。今年2月、雪の重みで電線に覆いかぶさっていたことから、電力会社に連絡して周辺を伐採してもらった。明るくなっていいな
食料自給率
日本農業「薄氷の時代」
先日の新聞に、農政の憲法「初の見直し」とのタイトルの記事が小さく載っていた。副題は「改正農基法成立、食料確保強化狙い」とあった。食料の安全確保や供給力の維持に向け、農産物の海外輸出、生産性や付加価値の向上を目指すとのこと。1999年の食料・農業・農村基本法制
洞察力の乏しい政策
久方ぶりに心底から共感の持てる寄稿文に出会った。文藝春秋4月号の77頁。「古風堂々・47」巻頭随筆、藤原正彦(作家、数学者)氏の寄稿文である。「深い洞察は常に一人の人間の呻吟により生まれる」との一文が印象的だ。洞察力の乏しい最近の為政者や官僚らにより、バブル崩
食料自給率ゼロ%
気にYoutubeを覗いていると、気になるタイトルが目に止まった。「農家が田んぼの惨状を暴露 食料自給率0%へのカウントダウンが始まった」とのタイトルに興味がそそられ、早速覗いてみることにした。2018年(平成30年)に減反政策が廃止となった。以前は減反政策により米の過