古今和歌集に、国の安寧を願う詠人知らずの一首がある。「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」ご周知の我が国の国歌であり、未来永劫、平和と繁栄を祈念する意味も持つ三十一文字である。然しながら、ナショナリズムを喚起、想起させるのではないかと
平泉
猫間が淵の語源や柳之御所史跡公園のこと
猫間が淵とは、今は水田などに埋め立てられてその面影はないが、今から900年程前の平安後期、藤原清衡公から藤原泰衡公迄の4代の居所があった場所と、当時の政庁があった柳之御所を隔てた大きなナマズのように横たわっていた水路、と古地図に載っていたそうだ。「猫間が淵」
第61回平泉芭蕉祭全国俳句大会
本日、天台宗別格本山 毛越寺を会場に第61回平泉芭蕉祭全国俳句大会が開催された。選者は澤俳句会主宰の小澤實先生を初め、白濱一羊、小畑柚流、小林輝子、渡辺誠一郎、照井翠先生ら6名。芭蕉供養会の後、午前10時10分から開会式が始まった。開会式では、千葉力男平泉観光協
第60回平泉芭蕉祭全国俳句大会
中尊寺光勝院を会場に第60回平泉芭蕉祭全国俳句大会が開催された。私は一昨年に続き4度目の参加となる。私の本命は短歌だが、上の句で俳句を詠み、下の句で抒情を深めると云った歌作に重きを置き、歌風も変わりつつある。勿論、歌評などは気にも留めない。俳句と短歌は水と油
いやはや、残念!
昨日のブログで、ひょっとしたら私の撮影した「みちのくあじさい園」の動画が放送されるのではないかと告知をした。テレビの前に陣取り、30分前からそわそわとしながら番組が始まるのを今か今かと待った。6時29分、あと1分で始まる。そわそわ感が更に高まるなか、6時30分にな
両磐桜2021
岩手県南の桜の動画を作ってみた。平野部の桜は八分咲きから満開だが、メインの束稲山「西行桜の森」の桜はこれからが本番を迎える。あと1週間程で満開になりそうだ。コロナ禍に悶々とする昨今、是非、癒しを求めに行ってみてはいかがだろうか。勿論マスク着用で。ランキング
露命をつなぐ
警察庁の集計によると、今年10月の自殺者が前年の同月に比べて約40%増の2153人だったとのこと。 7月から10月迄、前年の同月より4か月連続で増えているとのことだ。 これから年末を迎え、更に増えるのではないかと思われるが、やはりコロナ関連によるところが大きいので
吟行会
昨日、久方ぶりに短歌「游の会」の歌会が行われた。 新型コロナの影響で今年の3月から約3か月間、游の会では歌会を中止していたが、移動自粛の全面解除もあって、約3か月ぶりに再開することになった。 游の会では例年6月に吟行会を開催しており、昨年は天候が大荒れ
功徳の行い
一昨日、緊急事態宣言が全国に発令され、未だ感染者の確認のない岩手県であっても、3密の徹底はもとより、我々自営業者にとっても、営業の自粛が求められる厳しい局面に立たされている。連日連夜、新型コロナ関連の悪報により、心身ともに疲れ、疲弊する毎日だが、ありがたく
第41回中尊寺西行祭短歌大会実行委員会
昨日、中尊寺光勝院を会場に、令和2年4月24日(金)開催予定の第41回中尊寺西行祭短歌大会実行委員の役員会が行われた。 中尊寺本堂の裏手に改築された総檜造りの新館、光勝院に入ると、厳粛な雰囲気に身が引き締まるのを感取するとともに、心穏やかになるのを否応なしに
中尊寺の秋2019「紅葉る関山中尊寺」
昨日、来年4月に開催予定の第41回中尊寺西行祭短歌大会の準備を兼ね、新しくなった会場の下見に中尊寺を訪れた。 ここ数年、西行祭短歌大会はご本尊が安置される本堂で行われている。4月後半とは云え平泉は未だ寒い。本堂への一般参拝客も多く、常に開放状態であり、その
第41回中尊寺西行祭短歌大会の日程確定
令和2年開催の第41回中尊寺西行祭短歌大会日程が決まった。昨年迄の中尊寺西行祭短歌大会は大型連休中に開催されていたが、来年からは日時や内容も大幅に変わることとなった。これまでは午前9時より西行法師追善法要、その後開会式が始まり、講師による講演の後、歌会が行わ
毛越寺法灯会2019「灯籠に揮毫」
今回で9回目を迎える毛越寺法灯会(8月16日)の灯籠に、願い事を書きに毛越寺を訪れた。今回灯籠に揮毫(筆ペンだが)したのは「五風十雨」「内平外成」「地平天成」の3つの四字熟語。今年は3つとも世界平和、泰平祈願など、同じような意味合いの常套句を書き、願いを込めた
第58回平泉芭蕉祭全国俳句大会
小・中学校児童生徒投稿1,180句、一般の部798句、当日句2百余の投稿句を集めて昨日、世界文化遺産、天台宗別格本山「毛越寺」の本堂を会場に、特別選者として「群青」共同代表の櫂未知子先生を迎え、第58回平泉芭蕉祭全国俳句大会が開かれた。 松尾芭蕉翁法要供養の後、式
賓客
息子の嫁さんのご両親が、遠路はるばる香港から訪ねてきた。ここ岩手県南も梅雨入りとなったが、昨日は幸いにも梅雨の晴れ間、岩手県南の名所を案内することになった。時間的に余裕さえあれば色々と案内したかったが、観光に費やす時間は限られていた。先ず向かったのは日本
第40回中尊寺西行祭短歌大会
昨日、第40回中尊寺西行祭短歌大会が、高貝次郎(秋田県歌人協会会長)先生を選者に招き、中尊寺本坊を会場に行なわれた。つい2日ほど前迄は花冷えか、寒の戻りでかなり寒い日が続いたが、うって変わり穏やかな一日となり、春陽の当たる庭内は心地よい空気に包まれていた。但
郷桜
4月13日の種まきから育苗期で3泊4日、ハウスに移してから6日目を迎えた稲苗。今のところ順調に育っているようだ。 お田植えの予定は5月12日だが、果たして順調に行くかいかぬかは稲神のみが知っている。漸くここ岩手県南地方も桜が満開となった。我が家は染井吉野が4本
第39回西行祭短歌大会結果
先日の4月29日(日)、岩手県平泉町の中尊寺本坊を会場に、選者に桑原正紀(コスモス短歌会)先生を迎え第39回西行祭短歌大会が行なわれた。最高賞の中尊寺貫首賞に奥州市胆沢区の岩渕正力(73)が選ばれた。結果は新聞の切り抜きを参照。