フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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写真

フォト短歌エッセイ集シリーズ第5作目『知足』が出来上がった。2016年6月から2019年5月迄の出来事や思い出をエッセイに、撮り溜めた写真に短歌を詠んだフォト短歌。写真に詩と短歌のコラボ、フォト詩歌を編纂したもの。全116ページのフルカラー版となる。本編の6ページ目には
『新著:フォト短歌エッセイ集『知足』完成』の画像

北の将軍様へ パレスチナ紛争やチェチェン紛争、ソマリアの内戦やアフガンの内戦、十年が過ぎた今でも一向に平和の兆しすら見えない。イラク戦争やクルド人問題などなど。 普通に生活を送っている一般市民が、流れ弾にあたり、この世に生を受け、自然の美しさや人の愛、
『祈り』の画像

ここ数日、春の兆しを感じさせる好天に恵まれたが、昨日今日と天候が崩れ雪に見舞われている岩手県南である。写真の野鳩は、雨宿りならぬ雪やどりのためか?電線にとまりジッと雪が止むのを待っているかのようだった。樹の枝の方が良さそうに思うのだが・・。 グ
『雪やどり』の画像

高橋克彦さん原作の火怨・北の英雄『アテルイ伝』が、2日後の金曜日夜8時から4週に渡りNHKのBS時代劇として放送される。 物語は「巣伏の戦い」で大和朝廷の遠征軍を壊滅させた北方の勇者・阿弖流為(アテルイ)らと、征夷大将軍坂上田村麻呂らとの決戦の様子などをとおし、
『冬の大文字』の画像

新年明けましておめでとうございます! 大晦日の晩にかけて、みちのくの年越しを迎えるのに相応しいシチュエーションが整ってきた。 多くもなく少なくもなく、ちょうどいい加減の雪がしんしんと舞い降りてきた。 今年(2013年)の初詣も、平泉の毛越寺、菅原神社、
『元朝詣で』の画像

12月16日の衆院選投票日に向けて、各局の番組では11党の党首らが揃い、日本の未来や直近の政治課題に対して侃侃諤諤、喧喧囂囂と論戦を交わしている。 各党のマニフェストや選挙公約もイマイチ具体性に欠けるあやふやなものがあって、「どの党にするか決めかねている」とい
『虹のお告げ』の画像

今日は冷え込みの厳しい一日となった。 長期予報をみても連日雪マーク、本格的な冬到来となった。 祖母の影響もあって、短歌を詠み始めたのは高校生の頃だった。 もっとも、思い出した時に、思いのままに詠んだ歌は殆どが恋歌だったが、他人に見せるでもなく、ましてや
『幻想的な寒き朝』の画像

初雪が降り、初氷がつい最近張ったばかりのみちのくだが、これから冬本番を迎えるというのに、「春を待つ」とのタイトルや内容はあまりにも気忙しい気がしないでもない。 冬は冬で冬なりの良さがあって、楽しみもある筈だ。スキーやスノボーはやらないが。  山笑う早春を
『春を待つ』の画像

今年の中秋の名月は明後日の9月30日。 週間天気予報によると、30日は日本全国あまり芳しくない天気のようだ。 満月は年に12回~13回見られるが、秋の中秋の満月だけは別格であり、栗や枝豆、里芋などをお膳にのせ、神酒を供える習わしが古くからあった。 ものの本による
『芋名月』の画像

今年の夏も土用に入り、暑さを乗り越えるべく恒例の鰻を口にしようと、120年もの歴史を誇る、岩手県奥州市では老舗中の老舗「竹の屋」さんにお邪魔してきた。 テーブルの上にはメニュー表の他に、土用の知恵などの説明書きが置いてあった。 先ずはその一部を紹介。 土用
『鰻重』の画像

12世紀の頃から、イギリスでは雄牛と闘犬とを闘わせるブル・バイティング(もしくはファイティング・ブル)というスポーツ?が行われていた。それは、雄牛を柵に縄や紐で繋ぎ、そこに闘犬を放して闘わせるといった謂わば牛虐めの残酷な見世物(1835年に禁止された)だった。
『鄙の畑の番犬ロッキー』の画像

今朝は冷え込んだ。 ここ岩手県南部でも、氷点下9度を記録し今冬一番の冷え込みとなった。 仮設住宅を余儀なくされた被災者の方がた、暖は十分にとれているのだろうか。 震災から10ヶ月が経ち、あとふた月で1年が過ぎようとしている。 そんな中、東日本大地震の余震だ
『一本の松』の画像

今年最後のフォト短歌は、この一首になりそうだ。 最後ぐらいはビシっと決めたいところだが、普段通り、何時もどおりの「あっさり」がいいのかもしれない。 今年は、あまりにも悲しい、悲惨な状況を目の当たりにし、体験した。 書きたい事、言いたいことが山ほどある。
『水面にたわる』の画像

岩手県北上市の南にある大堤公園には、毎年この時期になると渡り鳥たちが羽根を休めにやってくる。 間もなくすると、南の温かな環境を目指し飛び立っていく。 それと入れ替わりに今度はシベリア辺りか、或いはそれよりも北からか、次から次と羽根を休めにやってくる。中に
『水鳥』の画像

秋の気配が一段と高まってきた。 近くの公園では落葉広葉樹に彩りを添え、ちょっと肌寒い秋風に吹かれながらひらひらと葉っぱが舞い落ちてくる。その様子を見ていると、儚さと美しさが、同居するかのように思えてくるものだ。 というよりも、儚いから美しいのだろうか。
『瞳をとじて』の画像

稲刈り前のこの時期、一番気がかりだった放射性セシウムの本検査(2回目)の結果が発表された。 それによると、一関・両磐地域3市町、全調査地点での放射性セシウムは不検出だったとの事。 9月19日の本調査では、35地点の各農家から玄米2.5kg以上のサンプルを採取し、盛

本来であれば、今日は陸前高田市でのボランティア活動の予定だった。 しかしながら大型の台風12号が接近しているとの予報で、高潮や突風、大雨が予想された為に、残念ながら中止となった。致し方なし。 あまり報道では目に入らなくなった被災地の現状だが、目に見えない
『いのち尊し』の画像

震災で被災された人達に贈るメッセージ 今がどん底であるならば、これ以上落ちる事はありません。 後はただ、 這い上がるだけです! 生きる希望を!
『優しき勇者たち「生きる希望を」』の画像

高原で、草の匂いと共に爽やかな風が吹き、肌に触れる草原の中、牛たちが気持ち良さそうに草を食んでいる。 そんな長閑な景色が、見れなくなるのは非常に辛い事だ。 先日、福島原発から直線距離にして160km以上も離れている筈のこの地に、セシュウム濃度が国の基準を多
『長閑な流れ』の画像

「フォト短歌」yahooブログをご覧頂き感謝申し上げます。 当サイトは、写真に短歌や詩を書き込んで編集したものを投稿しております。 ・写真に短歌のみ書き込んだものがフォト短歌(カテゴリ名) ・写真に短歌と詩を書き込んだものがフォト詩歌(
『フォト短歌yahooブログにようこそ!』の画像

「生出演」といいましても、私ではございません。 出演したのは、岩手県北上市立花にある農家レストラン「さん食亭」の高橋静雄社長です。 番組名はIBCラジオ“684いわてタウン情報” 昨日5月24日PM3:15~の生放送でした。 高橋社長は、東日本大震災発生以来、幾度
『生出演』の画像

3月11日の東日本大震災発生の日から46日目、約一ケ月半をむかえる。 東京電力福島第一原発での放射能漏れによる報道は、報道機関各社で繰り返し取り上げられているが、 津波により甚大な被害を被った避難所、その中でも支援物資がなかなか行き届いていないと言われる個人宅の
『試練の果てに』の画像

私の親戚にも、やはり短歌の好きな方がいる。 2箇所の短歌結社に属していて、毎週地元(岩手日日)誌の短歌コーナーに作品が掲載されている。 これまでに詠んだ短歌は5000首以上にのぼる。 年齢は私よりもかなり先輩だが、私からみればとても親しみやすい人柄で、呼ぶ
『父の背中』の画像

久方ぶりに「ずうずう弁」で短歌を詠んでみた。 耳慣れない人達にとって、解釈は至難の業だろう。もし万が一、解説無しでも理解出来るという人がいたならば、その方は紛れもなく語学のセンスに長けた人か或いは岩手県人だろう。 ◆直訳 オラ(俺は)ヤンダ(嫌だ) コ
『オラヤンダ』の画像

今の季節、私は毎朝布団の中から横目でちらりと、部屋のガラス越しに見える蔵の屋根を、一番最初に確認するようにしている。 何故ならば、この時期、夜中にどれだけの降雪があったかを確認する為である。 それによって雪掻きをするか否かの判断を下す訳だが、今朝は、昨
『明けの明星』の画像

曲がりネギとは、植え直しをする際に、横に寝かせその上に土を被せる栽培方法だが、味にコクが出ると言われていて、以前この辺でも随分作られていたようだ。 しかしながら手間がかかるとあって今ではあまり見かけなくなってきている。 我が家では、父の拘りもあって毎年そ
『曲がりネギ』の画像

社会の矛盾や欠如、或いは色んな不合理から生ずるあらゆる諸問題 、 例えば環境問題、食糧問題、労働問題、農業問題などなど社会問題で溢れ返る現代社会だが、いわゆる個人を最優先し過ぎた結果、他人を思いやる心や愛おしむ心の欠如をもたらした結果、核家族化が進み、家
『コスモスのような心第2弾』の画像

相も変わらず極寒の日が続いている。 「冬なので当然だ」といいたいところだが、今年の冬は何時になく厳しい。 今朝はトイレのタンクの水が凍っていた。あまり寒いとは感じなかったものの、日中の気温が氷点下である真冬日であった事が影響していたようだ。 通常2月上旬
『神身正す』の画像

「三十にして立ち四十にして迷わず、五十にして天命を知る」筈のものが・・・ 続きは>> http://www3.atword.jp/wildpower/2011/01/14/%E6%9C%9D%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%AB%E7%9F%A5%E3%82%8B/
『朝ドラに知る』の画像

迷犬のロッキーが、(アッと失礼)名犬?の愛犬ロッキーが、 盛んにロープを引っ張って足跡を追おうとする。 何ものか? 熊は冬眠中、ましてやあれほど足跡が小さくはない。 ではキツネか?…いやそれも違う。キツネはほぼ一直線に歩くのでそれも違う。 では狸か、いや
『クンクンと』の画像

相変わらず寒い朝が続いている。 私の部屋から撮影した風景だが、氷柱が随分大きくなっていた。 今朝の気温は-8度だった。 奥に見えるのが「うどが森」、標高320m(?)程の小さな山(森)だが、昭和45年、第25回岩手国体が開催された折、昭和天皇がお召し列車で移動の
『フォト短歌「レイニーウッド」』の画像

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