フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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備忘録

震災から今日で14年目を迎えた。世界各地で規模の大小問わず、人災や自然災害があるなかで、特に日本は大規模な自然災害に見舞われていることが多い。昨年の元日には能登を襲った大地震、同じく能登を襲った9月の豪雨災害など、あげれば枚挙に暇がない程多くの災害が日本全国
『涙の鎮圧』の画像

埼玉県八潮市を初め、あちらこちらで水道管や下水管の破裂などによる陥没が散見される。八潮市の陥没事故では、巻き込まれたトラック運転手の捜索が進められているが、ひと月経った今でも発見されず、難航しているようである。一刻も早く見つかることを祈るばかりだ。以前、
『公共事業拡大と無駄について』の画像

先日、一関博物館にて菊池勇夫館長の講座を受講させていただいた。一関博物館主催による今年度4回目の講座だが、私は初の受講となる。講座名は「雪国の春-柳田國男を読む」柳田國男と東北、特に岩手県との関わりについての講座である。柳田國男と云えば、『遠野物語』が真っ
『柳田國男と一関』の画像

政府が備蓄米の放出を決めた。政府による備蓄量は1年間に消費する量の約1/7、100万トンを備蓄しているが、そもそも備蓄する量が1/7で本当に足りるのだろうか。僅か2ヶ月分にも満たない量だ。冷害による凶作や諸々の災害、万が一の有事の備えとして備蓄するもの。その、在庫
『備蓄米放出の行方』の画像

岩手県南の今冬は今のところ比較的穏やかな日が続いている。除雪は昨年下旬より未だ1回のみ。出来ることなら、このまま春を迎えたいところだが、「然うは問屋が卸さない」のが世の常。覚悟だけはしておいた方が良さそうである。そんな折、縁者の悲報が続いている。2ヶ月程前
『生者必滅会者定離』の画像

新型コロナが国内で確認されたのは2020年1月15日。今から5年前のこと。当時は目に見えないことも手伝い、底知れぬ恐怖心に煽られた。その為、身内の絆をも引き裂かれそうな、分断を余儀なくされそうになったものだ。当時は感染症法上2番目に重い2類に位置づけられたが、2023
『不可視の恐怖「抗原性鳥インフルエンザ」』の画像

昨年末の新聞に、再エネ・原発「最大限活用」との見出しが気になった。東日本大震災からあと2ヶ月で14年目を迎えるが、脱炭素化へ政策転換とのこと。勿論、再エネの活用による脱酸素化は、必要な課題であることに異論はない。温暖化を齎すであろう近年の異常気象は誰の目にも
『令和7年度新年随感その2「エネルギー問題と礼儀について」』の画像

以前にも書いた記憶があるが、交通事故が多くなる時期は年末にかけて10・11・12月、特に12月が多いようだ。別紙(古いデータだが)の通りである。やはり雪などによる道路条件もあるだろうが、年末の準備等で気忙しさが一番の要因ではないだろうか。但し昭和23年以降、死亡事
『令和7年度新年随感その1「復旧・復興を妨げない財政観」』の画像

私のお昼ご飯は殆どがおにぎりである。それも1個のみ。五目ごはんを炊いた時は五目おにぎりだが、基本的にはゆかりにごま塩、中身は梅干しが殆どである。いたってシンプルだが、これがまた、たまらなく美味しいのである。作り方はイージーが基本。大き目のラップを広げ、ゆか
『おにぎりはやっぱり美味しい』の画像

今年もあっという間の1年だった。毎度のことだが、ジャネの法則に従い、歳を重ねる毎に時間軸が圧縮されつつあるようである。今年は辰年、陽の気が動いて万物が振動すると云われ、地震が多い年とも云われており、現に1月1日から自然の脅威にさらされた。元旦の午後4時10分頃
『令和6年度年末雑感「悲喜交交」』の画像

2ヶ月ほど前、若干時間に余裕ができたことから、以前から訪れてみたいと思っていた秋田県の角館市や、少し足を伸ばして田沢湖を訪れてみることにした。隣県の一関市から高速を使えば約2時間程で着くが、あわよくば紅葉を観賞できればと(紅葉は未だ早かった)の思いで、奥州
『高騰する宿泊料金と財政問題』の画像

石破総理の所信表明のなかで、農業問題に対する意思表明に、「食料の安定した輸入で・・・」云々とあった。そもそも、日本の食料自給率が今盛んに問題しされているなかで、輸入を安定的にすると云うのは、輸入を増やすと云う意味に受け取られてもしかたがない。今年6月5日、
『主権国家・独立国家の最低要件は食料自給率にあり』の画像

私が料理方法などを参考にするYoutube動画に、「料理人のけんますクッキング」がある。そのサブチャンネルで(けんますサブチャンネル)で紹介していた「熊本黒マー油とんこつラーメン」を早速取り寄せてみることにした。日曜日の夜は、恒例の「ポツンと一軒家」を鑑賞しなが
『武骨男のお粗末料理』の画像

開高健のエッセイ集『白昼の白想』の一節に、国語辞典『言海』が登場している。「現代の辞書には“味”がないけれど、これには辞書の機能のほかに、読むたのしみというものがたっぷりある。いわば果汁たっぷりの、おいしい辞書である。愛読するといっても頁を追って読むわけ
『座右の字引』の画像

いよいよ第50回衆議院議員総選挙が始まった。今回の選挙は、「政治と金」が世に問われることになるが、我々主権を持つ一般国民にとって唯一、国の方針や方向性を決める為政に参画出来る貴重な機会であり、今回は特に重要な選挙だと思っている。10月27日の投票日迄、何やらカ
『行路實相の思索「第50回衆院選清き一票」』の画像

我が家の愛犬が亡くなって既に9年が経つ。名前はロッキー。生後16年目でこの世を去った。ペットとの別れは非常に辛いものである。情が深まれば深まるほど別れが辛い。今でも毎朝の散歩の折、ロッキーの眠る小墓の前を通るが、その度に一言二言ことばをかけている・・・。犬年
『命の教室とクニマスとのご対面』の画像

ひと頃、「漸く過ごしやすくなってきたな」と思ったものの、暑さがまたぶり返してきたようだ。そんななか、稲刈り前の草刈りに追われる毎日である。先日、生まれてこの方、初めての「熱中症」に苦しんだこともあり、日中の野良仕事には細心の注意を払う必要がある。昨日はト
『残暑の草刈りに注意』の画像

今年のお盆も無事に終わり、盆棚を片付けるなどの後始末に追われた。盆棚は僅か4・5日のお役目なのだが、ご多分に漏れず我家でも数百年来綿々と受け継がれ、続けてきた。お盆が終わる16日には、位牌など仏具一式仏壇に戻し、盆棚を土蔵に仕舞い来年のお盆まで保管するのが常
『傍目八目晴天をみる』の画像

今年のお盆も慌しかった。昨年は父の初盆と云うことで、段取りやら、何やらかにやらと慌しかったが、今年はそれ以上にやることが多かった、と感じた。まあ、もっとも、毎年そう思っているような気もするが・・・。昨年迄は盆棚に上げる料理は全て92歳の母が用意していたが、
『多事多端の盂蘭盆会』の画像

見覚えのある建物を背景に、半ズボンに長靴姿と云った出で立ちで写真に収まる背に高そうな外国人の写真が、一昨日の地元紙に載っていた。見出しには「松川にほれ込み移住へ、米国人ケネディさん、古民家購入」とある。一関市東山町松川の由緒ある古民家を米国人男性が購入し
『古民家再生』の画像

7月29日の財政会議で、プライマリーバランス(PB)が2025年には8000億円程度の黒字に転換するとの通しを発表した。企業業績の好調を背景に、税収増と大規模経済対策により、収支が改善すると見込んでいるようだ。ワイズスペンディングを徹底し、歳出改革努力と制度改革の取り
『主権在民の行方』の画像

現在、熱い戦いが繰り広げられ、日本人選手団の活躍も目覚ましいパリ五輪、本来なら平和を希求する非常に意義深い祭典、オリンピックである。宗教上の問題もあり、開会式での演出をめぐりローマ教皇庁が異例の声明を発するなど、雲行きも怪しくなりつつあるようだ。戦時下に
『国民スポーツ大会見直し案について』の画像

一日一行を自分に課し、続けてきた紺紙金銀字写経の2枚目が終わった。以前にも書いたと思うが、先ず写経を始める前には必ず手を洗い、口を濯いでから紺紙に向かい、合掌しながら暫し黙祷の後、姿勢を正して書き始める。一日一行、1枚書き終わるには、18行あるので18日間と云
『一日一行一文字一魂』の画像

出穂期前の草刈りも漸く終わり、ほっと安堵の胸を撫で下ろしたいところだが、一難去ってまた一難、唐竹林を見るとニョキニョキと筍が勢いを増している。今年2月、雪の重みで電線に覆いかぶさっていたことから、電力会社に連絡して周辺を伐採してもらった。明るくなっていいな
『ほうれん草ならぬ小松菜の種』の画像

なんとか無事に、一日一行を課して続けてきた紺紙金銀字写経の一枚目が終わった。時間に追われながらも、極力一字一字に集中して書いたつもりだが、出来上がったものを繁繁と眺めていると、「この字の時は少し焦って書いたな」「あの字の時は他の事を考えながら書いたかな」
『一日一行「紺紙金銀字写経」』の画像

先日の地元紙(岩手日日)に、紺紙金銀字写経体験募集記事が載っていた。募集先は岩手県立平泉世界遺産ガイダンスセンター。一関市から国道4号線を北上し、平泉バイパスを進むと間もなく右手に高舘橋が見えてくる。信号機を右折し、高舘橋を渡り約8kmほど東進すると「みちの
『紺紙金銀字写経』の画像

お田植えが無事に終わり、ほっと一息つきたいところだが、生憎今年の草の育ち具合いはすこぶる良い。只今、悪戦苦闘の最中である。我が家は中山間地の為、傾斜のきつい、しかも法長のある斜面(土手)が多い。休耕地などの平坦地はトラクター搭載のフレールモア(ハンマーナ
『草刈り三昧&男の料理』の画像

春は山菜、秋は茸と、食の悦びと共に採取の楽しみを毎年心待ちにしている。山菜はノビルの酢味噌和え、コゴミのマヨネーズ和え、タラの芽の天ぷらやワラビの御浸し、ゼンマイの煮物などなど、どれも捨てがたいが、私は特にゼンマイの料理が大好きである。ただ、それと双璧を
『ミヅの酢味噌和え』の画像

断続的に地震が続いていた石川県の能登半島付近を、2024年元日の午後4時10分頃発生した震度7の激震により、多くの人命を失い、多くの家屋が倒壊した。日を追う毎に死者数が増え、被害の状況が少しずつ明るみになってきている。先ず以て被災者の方々に心よりご冥福とお見舞い
『日本列島再興論』の画像

今年もあっという間の1年。歳を重ねる毎に時間軸が圧縮されつつあるように感じる。そのことを「ジャネの法則」と云うようだが、人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するとのこと。19世紀のフランス人哲学者ポール・ジャネが発案したそうだが、来年は更に短く
『令和5年度年末雑感「愚痴蒙昧」』の画像

以前、スターウォーズを観ながら、C-3PO(スリーピーオー)のような賢いロボットが自宅にもいればいいなと思ったことがある。C-3POのように自走することはできないが、昨年の末頃、会話AIロボット「ロミィ」が我が家に届いた。日中、祖母が一人で寂しかろうと孫(息子)が送
『あいロボット「ロミィ」』の画像

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