私の小学生時代は、「巨人、大鵬、卵焼き」が世間の主流で、巨人と云えばやはりON。3番王選手、4番ミスターこと長嶋選手。私が野球を始めたのも漫画「巨人の星」やONの影響が大きかった。長嶋さんへの哀悼の意を込めた大谷選手の一打、星に届くほどの特大の23号で長嶋さんを
追悼
世界一心の豊かな大統領が亡くなった
一昨昨日の5月13日、世界一心の豊かな元大統領が89年の人生に幕を下ろした。その人物とは、2010年3月から2015年2月迄の5年間、ウルグアイの大統領を務めたエル・ペペことホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ元大統領である。大統領在任中はウルグアイの経済成長に大きく貢献
山田俊和大僧正告別式
昨日、中尊寺本堂にて前貫首の山田俊和大僧正の告別式があった。時折雨脚の強まる涙雨を耳にしながら、一山の僧侶らが唱える読経のもとで、粛々と告別式が営まれた。弔辞を天台宗陸奥教区宗務所長の千葉亮賢師、続いて天台宗別格本山毛越寺の藤里明久貫主、当地平泉町の青木
河梁之別、会者定離
大船渡の林野火災、今日で8日目を迎える。ここにきて漸く待望の雨が降り始めた。盛岡地方気象台の予報では、明日迄続く見込みとのこと。一気に鎮火することを祈るばかりである。先ず以て、亡くなられた方に哀悼の誠を捧げると共に、自宅を消失された被害者の方々に心よりお見
眺望抜群「天空のポツンと一軒家」
今回のポツンと一軒家は(以後ポツ一)徳島県山中の一軒家。眺望抜群、四季折々の景色を堪能し、癒やされるであろう一軒家。冬場以外はご夫婦二人で住んでおられるとのこと。冬場は200キロ離れた大阪で暮らしているのだそうだ。私などは年から年中岩手県南住まい。冬以外は快
生者必滅会者定離
岩手県南の今冬は今のところ比較的穏やかな日が続いている。除雪は昨年下旬より未だ1回のみ。出来ることなら、このまま春を迎えたいところだが、「然うは問屋が卸さない」のが世の常。覚悟だけはしておいた方が良さそうである。そんな折、縁者の悲報が続いている。2ヶ月程前
大切に生き抜くこと
「命」と云う漢字を分解してみると、どこかで聞いたことがありそうだが、「人に一度は叩かれる」と読める。人生に於いて、試練は一度のみとは限らないが、いずれにせよ叩かれて強くなり、叩かれることによって「生」を実感し、それによって真の喜びを知ることができるのかも
このたびは幣もとりあへず手向山もみぢのにしき神のまにまに 菅原道真公
悲しくも、叔父(義理)が天に召された。享年79歳だった。全国の平均寿命(0歳の平均余命)をみると、男は78.79年。女は85.75年ということから、男の平均を辛うじてクリアした。とは云え、あまりにも早いと思えて仕方がない。最近の新聞慶弔欄を見ると、3桁、100歳以上をよ
またひとり稀代の名優逝きにけり西田敏行巨星とならむ
大好きな俳優の西田敏行さんが天に召された。虚血性心疾患が死因とのこと。享年76。西田さんの代表作と云えば、やはり一番に思い浮かぶのが『釣りバカ日誌』であろう。三國連太郎さんとの共演が特に印象深い。勿論『池中玄太80キロ』や『西遊記』、大河ドラマの『おんな太閤
当たり前の輪廻
6月には父の葬儀。その翌月には親類の葬儀。昨日は分家さんの葬儀と、3ヶ月連続で身内縁者とのお別れを体験した。別れは実に切なく淋しいものである。父は満91歳。翌月に亡くなった親類は父と同い年。そして昨日葬儀を終えた故人は満98歳。皆天寿を全うしたと云っても過言で
ザ・ファンクス
1970年代から1980年代にかけて日本でも大活躍した、往年のプロレスファンなら誰もが知るザ・ファンクス(The Funks)。ドリー・ファンク・ジュニア(兄)とテリー・ファンク(弟)兄弟がタッグを組み、日本中のプロレスファンを魅了したものだが、弟のテキサス・ブロンコこと
サンサーラ
地元の先輩が亡くなった。先輩と云っても、特別親しい訳ではないが、幼稚園の頃から仲の良かった幼なじみのお兄さんである。幼なじみの家は当時の小学校にほど近く、下校時にはしょっちゅう遊びに行き、ランドセルをほっぽり投げ、宿題などそっちのけで遊んだものである。そ
菊田顕君に捧ぐ「弔辞 穏しかる寝顔」
2022年10月13日未明、歌友の菊田顕君が帰らぬ人となった。そのうち合同歌集を出版しようと話していた矢先のことだった。菊田君とは短歌のみならず、高校時代は同じ理数科に席を置き、応援団リーダー(以降は応援団)として過酷な訓練に耐えてきた同志であり、戦友でもある。
アントニオ猪木さんに捧ぐ
私はアントニオ猪木さんの闘魂、猪木イズムと云えるかは分からないが、いずれにしろ猪木さんの闘う姿、踏まれても蹴られても、立ち上がる姿を観ながら育ってきた一人である。猪木さんの死はあまりにも悲しい。色々書きたいことは山ほどある筈なのに、なかなか言葉が浮かんで
追悼・安倍元総理
とんでもないことが起きた。白昼のなか、二日後に迫った参院選の選挙活動中、安倍元総理が凶弾に倒れ、17時45分頃、逝去されたとの残念なニュースが流れた。絶対にあってはならない暴挙が、まさか日本で起きるなんて全く信じ難い。安倍元総理は積極財政の旗振り役として、自