絶対あってはならない、絶対に許されてはならないのが冤罪事件である。過去にも足利事件や梅田事件、免田事件や島田事件、布川事件、最近では福井・中学生殺人事件や袴田事件がある。本来なら無罪にも係わらず、強引な取り調べや証拠の捏造などにより有罪とされたケースが相
世に問う「書かずにはいられない」
AIにはAIを
小説の世界では、懸賞の応募作品がAIで作ったものと判明し、受賞が取り消されたり、川柳の大会でもAIの作品が判明したことを受け、大会自体が中止に追いやられるなど、AIに翻弄されているようである。個人的に作って遊ぶなり、勉強の為に、参考にする程度なら未だしも、自作
農地法の壁
先日の地元紙に、「中山間支払交付大幅減」との見出しが目にとまった。いやはや、「またしても緊縮財政による小規模農家虐めか」と、脳裏を過ぎったが、読み進めるとそうではなさそうだった。高齢化や後継者不足により、休耕田の草刈りなど、保全管理自体不可能となり、協定
埼玉県八潮市陥没事故のその後
埼玉県八潮市での陥没事故から1年が経った。走行中のトラック運転手1名が巻き込まれ、命を落とす悲惨な出来事に愕然となったものである。その後の様子を映した映像を観ると、大規模な陥没事故なだけに、元通りになるまであと5・6年は必要だとのこと。現場周辺では今でも硫化
第51回衆議院議員総選挙の行方
冬は寒いものだと理会していながらも、寒い!兎にも角にも寒い!!昨日の朝はマイナス10度だった。最強最長寒波到来と云うことで、豪雪地帯は例年にない程の降雪に苦しめられているようだ。幸いなことに、我が家のある岩手県南部は今のところそれ程ではない。然し乍ら再び寒
いじめ、度を越した暴行事件
栃木県のある高校や熊本市の中学生が、殴る蹴るなどの度を越した暴行事件、殺人未遂事件とも云える、とても看過できないイジメがSNS上で拡散された。ことの顛末はこれから明らかになるだろうが、理由はどうあれ、暴力は絶対に許されない。一連の暴力行為には、加害者のみなら
了見の狭い対応「義援金を理由に生活保護打ち切りの怪」
一昨年元旦の16時10分、マグニチュード7.6の激震が石川県能登地方を襲った。災害関連死や行方不明者を含む死者数は1,170名。重軽傷者1,407名。建物の全半壊合わせると30,340世帯にも及び、ここ15年以内では東日本大震災に次ぐ大災害を齎した。住む家を失い、仮設住宅等で生活
熊よけスプレー
今年の漢字一文字が物語るように、今年は異常な程熊の被害が増えた。中山間地に暮らす者にとっては切実な問題である。畑作業や犬の散歩にまで、熊の気配に気を配らねばならない。いざと云う時の為に、戦えるようにと武器代わりの頑丈な杖は必須。とは云え、いざ熊と戦うとな
肌寒い季節の中、薄幸の蝶のように悲しげで愚かな話
元農水省の役人で、コメンテーターの論外な暴言に心底より憤りを覚えた。兼業の小農家(特にコメ農家)を「週末チョコチョコっとやっている」との、あまりにもふざけた愚見を述べ、吹聴している。こんな御仁が農政を担い、日本の農業を衰退させてきたのは云わずもがなである
熊と耕作放棄地対策
岩手県では、市町村の職員を集め、熊対策の緊急会議を明後日の10月30日に開くとのこと。今更感は否めないが、いずれにしても早急に対応する必要がある。県内では10月24日時点で既に31件、32人の人身被害が出ており、4人も死亡している。昨日にも、私の地元、一関市でも熊によ
首班指名の行方
岩手県南、一関地区での新米検査もいよいよ大詰めを迎えている。私が担当する検査は、予定ではあと1回を残すのみとなった。米不足による令和の米騒動の煽りを受け、瞬く間に米価が急騰した。米を含む食料品全般はもとより、あらゆる生活必需品の物価高騰から、生活へのダメー
不定愁訴「食料品の陳列について」
食料品の買い出しに行く度、いつも疑問と不満に思うことがある。それは陳列方法である。一般的な陳列は、手前に消費期限の近い、つまり古い食品を並べるのが一般的なようだ。私一人なら消費期限が近かろうが遠かろうが気にもしないが、年老いた母親のことを思うと、どうして
次期総裁には肌理細やかな配慮が出来る人材を
先日の地元紙一面に、ドンと「高齢化率前年上回る」との太文字の見出しに目が奪われた。少子化が進む今日、その見出しに悲喜交交、複雑な思いが交錯したが、右側の縦の小見出しに「県南7市町 65歳以上14万8900人」とあり、「65歳以上」の文字にハッとした。他人事ではない。
進まぬ少子化対策
先週の金曜日には甥っ子らが、翌日の土曜日には息子らが訪れた。甥っ子らは入籍と出産予定の吉報を届けに千葉からやってきた。今日、少子化問題で苦悶する日本だが、ありがたくも嬉しい吉報である。地元紙の慶弔欄を見る度、日頃弔欄の人数が多いことに心を痛めているが、慶
財務省設置法及び財政法の改正案
いやはや、それにしても暑い、暑過ぎる。異常な暑さ、異様な程の暑さが続く毎日である。そんな暑さ、ヒートアイランド現象にも臆することなく、霞が関界隈では更にヒートアップしているようだ。所謂、財務省解体デモである。ひと頃より若干沈静化しつつあるようだが、未だま
お盆雑感「人材育成その2」
お盆になると、テレビ番組として俄かに第二次世界大戦の惨状が映し出される。二度と惨禍が繰り返されない為にも、啓発行為として非常に重要なことだ。我が家の分家衆のなかにも、嘗て士官を務めた軍人がおり、終戦後無事に生還することができた。私の祖父を兄と慕い、事ある
お盆雑感「人材育成その1」
第二次世界大戦終結の1945年8月15日から、今夏で80回目のお盆を迎える。8月8日の地元紙(岩手日日)論壇に、「人材資源は国行く末左右」との見出しで、千葉繁美(88)さんの示唆に富む、正鵠を得た寄稿文が目に留まった。戦後生まれの私にとって、戦争体験者の生の声、真実の
敗軍の将、兵を語らずして退くのが男の美学
先日の地元紙(岩手日日)の一面に、「震災復興へ連携(岩手県と石川県が協定締結)」とあった。岩手県と石川県は7月24日、「震災からの復興や地域活性化に向けて協力する連携協定を締結」とある。震災復興に関することを初め、互いの県産品の情報発信や販売促進、観光振興に
年収の壁の撤廃は少子化対策にもなり得る
少子化対策について改めて考えさせられた。一般的な少子化対策として、児童手当や出産祝い金などの経済的サポート。母子保健や予防接種などの医療支援。保健所や認定こども園などの整備等々、多岐にわたる支援策が講じられてきた。確かにどれをとっても皆必要な対策である。
清き沈黙の一票一揆
7月20日投票日の第27回参議院議員選挙を控え、各党の党首討論会に目を傾け耳を欹てると、与党を初めとして、財政観、貨幣観を改めることなく、未だに緊縮財政論を展開する党首らが率いる政党には、投票する価値も意味もないと私は確信している。勿論、緊縮をヨシとする政党内
農業機械のレンタル及び不信任決議案について
我が家は、400年程前から中山間地で出精する稲作の兼業農家だが、価格低迷に輪をかけ、農業機械の修理やメンテナンス、購入等の出費が毎年悩みの種となっている。田起こしや代掻き用のトラクターや田植え機、収穫期の稲刈り用のコンバイン(現在は委託)や乾燥機等々、出来る
食料安全保障は守られるのか?
連日、備蓄米の出荷状況や販売価格が報じられている。それだけ日本人にとって、お米は大切な主食だということを改めて知る機会となった令和の米騒動。「瑞穂の国」と云う文言は未だしっかりと存在していたようである。備蓄米の販売価格については、2022年産の古古米が5kgあた
こめ大臣
今年のお田植えも無事に終わり、現在、畦路や路傍などの草刈りに追われている。よくもまあ、次から次と遠慮なく丈を伸ばしてくるものだ。そんなやさき、土手斜面草刈りの主力であるスパイダーモアが、突然刈刃が回らなくなった。背負式の草刈り機でもいいが、その後にスパイ
どうする令和の米問題
一般的には、食用に供する農産物を「食料」と書くが、日本人の主食であるお米などは「食糧」と書くのが通例である。米は単なる「料」ではなく、活動の本源であり、また、万物が生まれ育つ根本となる精気を「元気」と書くが、その元気の気を旧字では「氣」と書く。つまり、「
雨垂れ石を穿つ
地元紙(岩手日日)には、一週間置きに掲載の読者投稿欄「投稿すくらんぶる」がある。そのなかの4月26日(土)の投稿欄に、「孔子の言葉」と題する千葉繁美(88)さんの投稿があった。「近き者 説(よろこ)び 遠き来(きた)る」と云う論語の一節である。意味は「近くにい
公共事業拡大と無駄について
埼玉県八潮市を初め、あちらこちらで水道管や下水管の破裂などによる陥没が散見される。八潮市の陥没事故では、巻き込まれたトラック運転手の捜索が進められているが、ひと月経った今でも発見されず、難航しているようである。一刻も早く見つかることを祈るばかりだ。以前、
耳障りの良過ぎるコンパクト化
「コンパクト」を辞書で引くと、「こじんまり、小さくまとまっているようす。また、鏡のついた平たくて小さいおしろいとバフの入れもの」とある。化粧用コンパクトは兎も角として、圧縮することやぎっしり詰めることを意味することばだが、最近、コンパクトシティなる用語が
備蓄米放出の行方
政府が備蓄米の放出を決めた。政府による備蓄量は1年間に消費する量の約1/7、100万トンを備蓄しているが、そもそも備蓄する量が1/7で本当に足りるのだろうか。僅か2ヶ月分にも満たない量だ。冷害による凶作や諸々の災害、万が一の有事の備えとして備蓄するもの。その、在庫
不可視の恐怖「抗原性鳥インフルエンザ」
新型コロナが国内で確認されたのは2020年1月15日。今から5年前のこと。当時は目に見えないことも手伝い、底知れぬ恐怖心に煽られた。その為、身内の絆をも引き裂かれそうな、分断を余儀なくされそうになったものだ。当時は感染症法上2番目に重い2類に位置づけられたが、2023
不倶戴天の敵
文藝春秋103巻第2号「古風堂々69 新旧メディアに踊らされぬために」の、作家で数学者の藤原正彦先生による寄稿文に強く共感し、深く感銘を受けた。私が文春を手に取る時は先ず真っ先に目を通すのがこの藤原正彦先生の寄稿文である。毎号、先生の正鵠を射た俊逸な文章に触れて
令和7年度新年随感その2「エネルギー問題と礼儀について」
昨年末の新聞に、再エネ・原発「最大限活用」との見出しが気になった。東日本大震災からあと2ヶ月で14年目を迎えるが、脱炭素化へ政策転換とのこと。勿論、再エネの活用による脱酸素化は、必要な課題であることに異論はない。温暖化を齎すであろう近年の異常気象は誰の目にも






























