私が短歌を作り始めて以来、然程喜ばしいことはなかったように思う。しかしながら今回、実に嬉しいことがあった。昨年の暮から今年の上旬にかけて、宇宙空間で上の句と下の句が一緒になり、短歌が出来上がると云った気宇にして壮大な試みが、岩手県立花巻北高校の生徒らの企
コンテスト参加作品
銀河系短歌
昨年の12月9日、無事に国際宇宙ステーションから人工衛星「YODAKA」が宇宙空間に放出された。そのYODAKAが地球を周回している途中、地上から短歌の上の句(7・5・7)と下の句(7・7)を別々に送信し、宇宙空間で上の句と下の句が結びつき、一首(三十一文字)を完成させると
束稲山麓地域「日本農業遺産1周年記念シンポジウム」
「きゝもせず束稲やまのさくら花よし野のほかにかゝるべしとは」「みちのくの束稲山の桜花吉野の山にかかる志らくも」 (山家集)今から900年ほど前、古都平泉を訪れた西行法師が詠んだ二首だが、吉野(奈良)の桜に劣らぬ程の束稲山の桜を見て、詠嘆を三十一文字に込めた歌
待望の本
待ちに待った本が届いた。 3日程前のブログでご紹介したフォト短歌集「糊口の杜」98ページの一冊である。 本来ならば、自費出版により一千部や二千部を纏めて発注し、印刷したいところだが、何分にも先立つ「モノ」がない。 従って出版するとなると、他の方法を模索しなけ
復興の夜明け
岩手日日新聞社主催の公募展『第10回北展』を覗きに行ってみた。 今回は10回目の節目を記念して、これまでの大賞受賞者の作品も展示されるとのことだった。 覗いてみると流石に力作揃い、絵心のない私にとっては実に羨ましくもあり、十二分に目の保養をさせて頂いた。
いわてWebコンテンツグランプリ参加作品
フジテレビ系列岩手めんこいテレビの系列会社である(株)めんこいエンタープライズが主催する「Webコンテンツ コンテスト」の締切日が、残すところ3日と迫りました。 コンテストのテーマは〝岩手の魅力を発信” 県民総参加型Webコンテンツ コンテストとして開催さ