前回放送のポツンと一軒家も、心の琴線に触れた内容だった。
九州は鹿児島県の一軒家で、元工務店経営の86才の家主。木材加工の作業場など、殆どの建物が家主の手作りである。
大工仕事はもとより、木工作品製作に汗を流していた。ダブテールやスクレーパー、スクエアスクレーパーなど、器作りに必要な本格的プロ仕様バイト(切削工具)などを所有していた。
完成品も展示していたが、どれも見事な出来栄えだった。なかでも黒柿で作った碁笥(囲碁用の石入れ)は実に見事だった。
売り物だろうと思っていたが、知人に無料で譲るのだそうだ。出来れば私も欲しい・・・。
現在、奥さんが怪我で入院中とのことだが、退院後にリハビリを兼ね、日向ぼっこができるようにと、テラスを増築中だった。檜風呂も完備していた。
そうこうしていると、家主の同級生らが集まってきた。
ポツンと一軒家の取材が来ているので、焼肉パーティーを開くとのこと。集まったのは9人。それも全員が86才である。9x86=774
ポツンと一軒家の取材が来ているので、焼肉パーティーを開くとのこと。集まったのは9人。それも全員が86才である。9x86=774
「774才焼肉パーティー」である。
また、家主の趣味の一つに、キャンピングカーでの車中泊の旅行がある。
奥さんが退院したら、「軽のキャンピングカーを購入して長崎にでも行こうと思っている」と微笑み浮かべながら語っていた。
意気揚々、長楽万年、延年転寿の無病息災の86才である。
今週の火曜日、花泉在住の旧友のご母堂のお悔やみに向かう途中、地元平泉ナンバーの軽トラキャンピングカーが前を走っていた。高齢者マークのステッカー、夫婦二人旅のステッカーが確認できた。手作り感があり温かみのあるキャンピングカーだった。
是非とも話を聞きながら車中を覗かせていただきたいと思ったが、目指す方角が異なっていた。
結局国道284号線の十字路で別れたが、是非とも、作ってみたいと云う衝動にかられたのだった。

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