昨日の5月24日、第35回40周年記念の毛越寺曲水の宴が無事に終わった。
天気予報では雨の確率大とのことだったが、分陰の小雨はあったものの然程影響はなかった。それも関係者らの日頃の善行、精進のお陰か、自称晴れ女こと、くどうれいんさんのお陰であろう。
最近はカンカン照りで暑さ厳しく、熱中症を警戒していたが杞憂に終わった。気温が下がったことからその心配もなく、平安時代の装束(私は衣冠)を羽織っていたこともあり、寧ろ快適だった。
前日の23日には、衣装合わせや現地(遣水の辺り)でのリハーサルなど一連の流れの説明を受けた。
その後ホテル武蔵坊に移動し、毛越寺のご住職を初め、歌を披講する講師(こうじ)の近衛忠大氏や園池公毅氏、参宴者らとの懇親の席が設けられた。なかには、地元岩手県の人気作家、前出のくどうれいんさん夫妻もいた。
私は仕事を引退していたこともあり、名刺の持ち合わせがないことから、以前名刺代わりに作っていた些末な単行本と、我が家の本家が営む「みちのくあじさい園」のあじさいまつりが今年で30周年を迎えることから、その記念にと作製した『日本一のあじさい園 みちのくあじさい物語り』の単行本を配ることにした。
名刺にしてはちょっと大き過ぎるが、印象に残ったかもしれない。
さて、本番の曲水の宴だが、我々参宴者は5月24日午前9時に毛越寺に集まり、準備や宴の詳しい流れの説明を受け、午後1時から始まった。
以前から是非乗船してみたいと思っていた竜頭鷁首舟に乗り、遣水の向かって右側、常行堂側に私の席があった。
藤里貫主の開宴の辞の後、京都の黒田衣装店の黒田幸也社長の流暢で気品のある衣装説明があり、延年の舞(若女の舞)が披露された。
毛越寺の僧侶が舞っているのだろうが、足腰にはかなりの負担がかかっているであろう、ハードながらも流麗な舞いである。
その後、遣水に羽觴を流す「流觴曲水」を合図に、我々歌人が一首短冊に認める訳だが、以前、曲水の宴に参宴経験のある世嬉の一酒造の相談役、佐藤晄僖さんに「緊張して手が震えたものだ」と聞いていたことから、家で短冊を手に持って揮毫する練習をしてきたので、ある程度自信はあった。
然し乍ら流石に本番は違う。
観衆を前にすると、晄僖さんが云っていたように緊張は遺憾ともし難かった。
とは云え、緊張を悟られぬよう平静を保ったふりをして、無事に書き終えた次第である。
今回の歌題は「光」
その一首が、「穏しかる初夏の光に包まれて御坊の如き古雅の立石」である。前出の



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