我が家の、春の一大行事「お田植え」が2日後(5月9日)に迫った。
天気予報は晴れのち曇り。湿度66%、気温は17℃と少し涼しいが、作業には問題なし。ただ、気がかりなのは「風だ」。予報では風速26km/hとある。かなり強い予報である。
風が強いと折角植えた苗が飛ばされる危険性がある。果てさてどうしたものかと迷いもしたが、とは云え、その日を逃すと後は難しい状況なのだ。翌日の10日は、一関・文学の蔵発刊の『ふみくら10号』の最終校正があるなど、予定が立て込んでいる。
過去にも風の強い状況下で強行したことがあったが、結果はやはり、案の定だった。今回も運を天に任せ、「なるようになるさ」と心を決めることにしたのである。

農業は自然が相手だ。
自然の営みに抗うことは不可能である。豊作、凶作は天候次第。
大凶作で記憶に新しい1993年の米騒動だが、気候変動に伴う大凶作が何れまた必ずやってくる。
その前に、国は十分な備蓄や、徹底的に自給率を上げる政策を一刻も早く講ずべきだ。然し乍ら国の農政は危機意識が希薄であるように思えて仕方がない。

ロシア・ウクライナ戦争の影響で肥料の価格が高騰した。
また、今般の米国イスラエル・イラン戦争でのホルムズ海峡封鎖による差響は、原油のみならずその影響力は計り知れない。更なる物価の高騰に拍車がかかることは必至である。
それらの影響により、更に離農者が増えることは想像に難くない。なにも高齢化や後継者不足が全ての要因ではない。
それらを防ぐ方法は既に明確化している。
東京大学大学院特任教授の鈴木宣弘氏が声を大に唱えているように、何故、国は動こうとしないのか。本当に残念で仕方がない。

脱「今だけ、金だけ、自分だけ」・鈴木宣弘>>


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