久方ぶりにテレビのスイッチを入れると、吉田類さんの「酒場放浪記」が流れていた。
場所は横浜市緑区の「鳥みき」。置いてある酒類は日本酒のみ。日本酒好きにはたまらない酒場だ。
焼き鳥屋さんだが、類さんは入るなり、以外にも刺身の盛り合わせを注文していた。

私はどちらかと云うと甘党で、佐党ではないが、居酒屋の雰囲気は好きだ。
アパート住まいだった若い頃は、週末になると必ずと云っていいほどネオン街に繰り出していた。
そんなことから、コロナ禍以前は「酒場放浪記」に触発されて、疼いたものである。 

コロナ禍前の話しだが、地元青年会の企画で、吉田類さんご一行を一関に招き、トークショー飲み会が開催された。勿論吉田類ファンの私は毎回欠かさず参加させていただいた。

コロナ禍以降、付き合い以外には殆ど呑みに出ることはなかったが、類さんの美味そうに呑み食べっぷりに、久しく沈黙を余儀なくされた心奥が疼き、ふらっと居酒屋に立ち寄り、羽化登仙の気分に浸りたいものである。

とは云うものの、生憎現在の住まいは僻遠の山里である。近所に居酒屋などはない。
車を走らせて、とも思うが、帰りは運転代行に頼らざるを得ない。代行料金でもう一軒寄れることを考えると、なかなか気が進まないのが正直なところである。