昨日(11月26日)、短歌会の吉永小百合さんこと、小島ゆかり先生による今年3回目の短歌実作講座が日本現代詩歌会館で行われた。
今回も注目歌人の歌集を元に、恒例の歌評から始まった。今回は沖縄の歌人、屋良健一郎氏の『KOZA』から10首を引き、的確で鋭い、しかも慈愛に富んだ講評であった。

ゲート通りを友と歩けば食べたくてあちこーこーのいかのてんぷら

「あちこーこー」とは沖縄の方言で、出来立て熱々の意らしい。
烏賊の天ぷらからここ暫く遠ざかっていたが、暫くぶりに食べてみたくなった。
やはり方言詠もいいな・・・。

その後我々受講者の作品講評へと進んだが、ご多分に漏れず、先陣を切ったのは私の拙歌2首。

1.カルミアに似たる可憐な花が咲き声をかけても声は返らず
2.ラーメンの湯気の向こうに立ち上る黒き烟の瓦礫山 ガザ

1首目は助詞が多過ぎることを指摘され、「花が咲き」→「花咲けり」に添削していただいた。私は当初、この一首に含みを持たせたかったことから、一字開けを検討し、上の句で切ろうかとも考えたが、「花咲けり」の方が良さそうである。
小島先生曰く、3句目が駄目と指摘されたら、3句目のみを訂正するのではなく、全体をもう一度見直し、全体的に推敲することが肝要とのこと。言い得て妙である。

2首目は手直し無し。

イスラエルとハマスの停戦は10月に発効されたものの、検問所の一部閉鎖や人道支援物資の搬入など、未だに制限されているとのこと。いつまで続くのだろうか。

今年度の短歌実作講座、私が属している第1班は昨日の講座が最後。寂しくもあるが、是非また来期の短歌実作講座に期待したい。
因みに、小島ゆかり先生は2026年4月24日(金)開催の第46回中尊寺西行祭全国短歌大会の選者を務められる。
来年初頭には開催要項が中尊寺HPにUPされるが、当ブログでも紹介し、多くの参加者を募りたい。


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iwanichibunge2025・10