7月21日、一関市博物館にて「超初心者のための絵の見方 日本画・洋画編」と題する講習会、勉強会があった。
一昨日の8月16日には、その第2弾となる超初心者のための絵の見方講座(版画編)が行われた。
今回は版画について、一関と縁ある福井良之助や棟方志功の版画作品を鑑賞しながらの講座である。

版画には4種類の作り方があるそうだ。
凸版(木版、ゴム板など)や凹版(銅板など)、他には平版(石版、アルミ版など)や孔版(ガリ版、謄写版など)があるとのこと。
版画に対するイメージとして、最初に思い浮かぶのが木版やゴム板などの凸版だろうと思う。
私は中学時代に図画工作の授業で木版を作って以来、一度も作った記憶がない。

手先の器用さが必要だろうことから、私には向かないと思っていたこともあるが、希少性についての誤解があった。
しかしながら今回の講座に参加させていただき、多少なりとも版画に対する考え方を改める必要があると感じた。

講座では福井良之助や棟方志功の作品を観賞させていただいたが、それにしてもかなり緻密な作品が多いことに感銘を覚えた。
福井良之助の作品「匂う白」など、舞子の髪の線の細さや掠れ具合など、とても木版とは思えない程、緻密で繊細な作品である。思わず虫眼鏡を通して暫し見入ったのだった。

学芸員の大衡さんが冒頭で指摘したように、版画は原板があれば何枚でも刷れることが、既述したように一品物の絵画よりも価値が低いと思っていたことを恥、今回の受講で認識を改めることと相成ったのである。
何れ時間調整を図りながら、彫刻刀を探すことから始めたい・・・。
但し、これ以上やることを増やしてしまうと、ヒッチャカメッチャカになりそうである。

※福井良之助、棟方志功の経歴など(講座レジュメ参照)

  福井良之助(ふくい・りゅうのすけ)
  版画家・洋画家 大正12(1923)年~昭和61(1986)年
  東京生まれ。
  昭和20年代に、一関中学校の図画教師として教鞭を執っていた。

  棟方志功(むなかた・しこう)
  版画家・日本画家・洋画家・書家・文筆家 明治36(1903)年~昭和50(1975)年
  青森県青森市生まれ。
  民藝運動に共鳴した一関の旅館経営者 菅原清蔵と親交があり、菅原に作品を贈った。

棟方志功と云えば、1945年から7年間、富山県の福光で過ごした折、歌人の会津八一らの影響を受けて地元短歌会に所属していた。

短歌と云えば、今日の地元紙に短歌甲子園の結果が載っていた。地元の盛岡三高が14年ぶり3度目の優勝とのこと。同じ県民として実に嬉しい限りである。

来る10月13日、第75回一関地方短歌大会が開催されるが、締切(8月20日)間近だと云うのに出詠数が少ない。
メールOK、地域問わず。是非応募いただきたい。

ito3232@yahoo.co.jp  伊藤まで



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