私は草刈りなどの野良仕事の折、ワイシャツを着て作業することが多い。ワイシャツと云っても、襟に糊付きのバキバキとしたワイシャツにネクタイ姿でやる訳ではない。
襟が黄ばみ始めた使い古しのワイシャツである。暑すぎず寒すぎず、作業するのに丁度良いのである。

ただやはり、真っ白いワイシャツとあって、使っているうちに汚れが目立つようになる。
野良仕事なので気にする必要もないと云えば云えなくもないが、多少気になる、ときもある。
そんなことから、色落ちしない様な染色を施したらどうかと思い、ネット上を彷徨っていた矢先だった。地元紙(岩手日日)に「藍染め体験教室 参加者募集」との小見出しに目が留まった。

「よし」とばかりに早速電話をかけると、申し込み第一号。
染め物なので、おそらく女性が多いのは覚悟の上、恥を忍んで参加させていただくことにした。
日時は一昨昨日の6月15日(日)。会場は一関市青葉町の山目市民センター。

私は今まで一度も染め物を体験したことがなかったが、それほど難しいものじゃなかろうと安易に考えていた。
ところがいざ体験させていただくと、これがまた結構大変なのである。
暑さの所為もあって、汗だくになりながらの2時間だった。

講師に、「もっと簡単かと思っていたけど、結構大変ですね」と問いかけると、「藍染めは一番簡単なのよ」の一言・・・。
出来栄えを気にするなら尚の事、それなりに大変であることを改めて思い知らされた藍染め体験であった。因みに、体験で染めたものは支給された柄付きのストール。出来上がったものは、母がデイサービスに行くときにでも待たせてやろうと思う。

追記
今回参加した目的は、ワイシャツの染色だが、講師に確認すると、化学繊維では、藍は染まり難いとのこと。化学繊維用の染具があるとのことで、追々探してみたいと思う。


aizome
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自宅の玄関前にはムラサキツユクサなどが自生したが、そのままに。
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やはり筍ご飯は美味い!