三国志の戦いのなかで、圧倒的な軍事力を誇る漢の丞相曹操軍と、劉備・孫権連合軍が戦った「赤壁の戦い」がつとに有名だが、その赤壁の戦いを映画化した「レッドクリフ」が2008年6月に公開された。
中国の明代に書かれた長編白話小説『三国志演義』をもとに、ジョン・ウー監督により映画化されたアクション映画である。
私は少年時代、吉川英治の『三国志』を貪るように読み耽ったものだが、なかでも美髯公関羽に傾倒した。
当時を思い出し、時折鳥肌が立ちながら映画を観賞したものである。
赤壁の戦いでは曹操軍の圧倒的な軍事力に対し、知力で勝った劉備・孫権連合軍が勝利した。
その立役者が、金城武演じる軍師の「諸葛孔明」である。
その立役者が、金城武演じる軍師の「諸葛孔明」である。
現在大阪を会場に国際博覧会が開かれている。
開催期間は今年の4月13日(日)から10月13日(月)迄。
158カ国が参加し、各国の粋を集めた個性あふれる展示作品に興味もそそられるが、悲しいかな私は時間的に厳しいことから、今のところ行く予定はない。
出来れば勿論、入場料を支払って各国の展示会場を見て回りたいと思うが、実は私が一番興味をそそられているのは他にある。
万博会場を鳥瞰しながら変幻自在に形を変える1000機以上のドローンショーである。
ドローンと聞くと真っ先に思い浮かべるのが軍事利用のドローンである。
爆弾を搭載したドローンが敵軍を攻撃するシーンが、Youtubeなどで流れている。あまりにも無慈悲で冷淡、酷い映像である。
そんなイメージの強いドローンだが、平和的に利用すればこれ程素晴らしく、そして凄いものはないと私は思っている。
初めは、ハイレベルな海外のクリエーターが操作しているものと思っていた。ところが、意外にも日本人だった。しかも隣県の秋田県在住者だとのこと。
そのドローンクリエーターの名前が諸葛孔明ならぬ佐々木孔明氏。なにやら日本のドローンショーの第一人者とのこと。しかも会社名が「レッドクリフ」である。
是非とも、レガシーとして、今後も感動を与える平和利用のドローンアートを公開していただきたいものである。
レガシーと云えば、世界遺産平泉の中尊寺も大いなる遺産として後世に残す必要があるが、中尊寺の「顔」とも云える本坊表門が経年劣化の為現在修復工事が進められている。
文化遺産だけあって工事費(4,100万円)も多額に及ぶ。その為、現在クラウドファンディングにて応援を要請しており、締切日(5月30日)が残り僅かとなっている。
文化遺産だけあって工事費(4,100万円)も多額に及ぶ。その為、現在クラウドファンディングにて応援を要請しており、締切日(5月30日)が残り僅かとなっている。
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