地元の合唱団員である知人の付き合いもあり、昨日は6年ぶり、初開催から半世紀の「いちのせき第九演奏会」を観賞しに、一関文化センターを訪った。
知人の付き合いと云っても、元々は私自身、第九の合唱に参加したいと思っていた。

実は今から12年ほど前、応募したことがある。
しかしながら練習日を間違えたこともあり、ズブの素人では無理と判断。結局諦めることと相成った。
返す返すも残念に思ったものである。
と云うのも、若い時分の私は多感だったこともあり、それなりに浮沈も多かった。その沈んだ時に、救われたのが第九第4楽章の歓喜の歌だった。
大学時代は札幌で学生生活を送ったが、年末になると「札響の第九」を観賞し、活力をもらったものである。

今回も合唱団に加わるか否か迷ったものの、流石にズブの素人、況してや年齢的なこともあり、早々に諦めたのだった。
しかしながらこうして会場を訪れ、実際に目にし、耳にすると、ムラムラと沸き立つものを感じ、感情が昂ぶってくる。また、走馬灯のように青春時代の哀歓が思い出されるのである。

昨日は2階席から俯瞰するように観賞したが、感動も一入だった。
いつもはバスの独唱が始まり、一旦静寂の後にティンパニやピッコロのリズムに乗せ、テノールの独唱や間奏を挟み、合唱が始まるともう感極まってしまうのだが、昨日は迫力ある生の演奏や合唱を前にすると、バスの独唱が始まって直ぐに感極まってしまった。
隣席に気付かれまいと必死に堪えたのだったが・・・。

いちのせき第九演奏会は3年に一度。次回は2027年にあるだろうから、今のうちから発声練習でもやろうかと思った次第である。
高校時代は応援団リーダーとして鳴らしたこともあり、発声には多少自信はある。
しかしながら問題はドイツ語。
因みに私が知っているドイツ語は、「イッヒリーベディッヒ」ぐらいなものだ・・・。


追記
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