一昨夜のポツンと一軒家は、ビフォーアフタースペシャルとして、以前放送されたものの中から、自宅の増築中だったり、増築計画のあった一軒家のその後の様子を拝見すると云った企画である。
最初は北海道で9万坪の牧場を営む一軒家で、昨年の10月1日放送の折、火災に遭い改築最中の映像だったと記憶している。薪ストーブの煙突が出火元だったようである。
一昨日の映像には、ログハウス風のモダンな建物で、緑色を基調としたリビングの壁面など、実に心地の良さそうな居住空間が広がっていた。山小屋風の外観に屋根はお洒落なガルバリー鋼板。色合いも良く、センスの良さが光っていた。
また、広々としたダイニングキッチンは対面式であり、何より目に留まったのがキッチンシンク。初めて見たが、お洒落な蛇口であった。
火災の原因は薪ストーブだったとのことだが、北海道の冬は厳しく、薪ストーブは必須だ。今回はその轍を踏まないようにと、煙突部も細心の注意を払いながら設置していた。火の温もりは何ものにも代えがたい。安息と心に充足を与えてくれるに違いない。
次の一軒家は、以前の放送(昨年1月18日)で気になっていた兵庫県のポツンと一軒家である。
家主は元警察官で、ご尊父を気遣い、早期退職して米農家を継いだ人物である。
当時の目標として、既設の露天風呂の横に和室とサウナを増築したいと話していた。
取材に訪れた折、昨年の稲作の状況を話していたが、水不足やカメムシの被害が大変だったとのこと。その為、量目不足から袋数がかなり減ったそうである。
ここ岩手県南でもそろそろ稲刈りが始まるが、今年も全国的にカメムシ被害は多いと云われている。
かく云う私も生産者の一人であり、米などの検査員でもあることから、頭の痛い季節を迎える。
ここ岩手県南でもそろそろ稲刈りが始まるが、今年も全国的にカメムシ被害は多いと云われている。
かく云う私も生産者の一人であり、米などの検査員でもあることから、頭の痛い季節を迎える。
それは兎も角として、庭の梅ノ木が観賞できる和室には、カウンターバー用の折りたたみ式テーブルや、紅白の梅があしらわれた畳縁など、随所に拘りが詰まっていた。
また、サウナは実に本格的で、外には健康石が敷かれるなど、まるで健康ランドに来たようだとナレーターの弁。
するとその時、大型のバイクが3台やってきた。
元同僚の面々である。
早速完成したばかりのサウナでいい汗を流していたが、流石は現役の警察官、堂々としたものである。
バスタオル一枚でどっかりと座り、下腹部にはぼかし修正が施されていた。
思わず吹き出してしまったが、これ以上書くと逮捕されても困るので止めておくが、それにしても人それぞれ、色んな趣味があり、色んな生き方があるものだ。
それぞれの人生模様に、モニター越しに触れただけでも、「人生の豊かさを改めて齎された」と思えるのは私だけであろうか・・・。
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