先日の地元紙に「中学生にも献血啓発テキストを」との見出しが気になった。
献血への意識高揚の為に、1990年度から高校生向けの献血啓発テキストを配布していたそうだが、来年の2025年度から中学生向けにも配布するとのことである。
中学生は未だ子ども。ちょっと早いのではないかと思いもしたが、私らの頃とは食事内容の違いなどもあり、体格差もかなり違っている。ましてや少子化の影響もあってか、若者の献血が減少傾向にあるとのことだ。
2022年度の全献血者数は501万人。その内40才から上限年齢の69才迄が334万人。全体の70%弱を40才以降が占めているそうだ。
正直申し上げて、恥ずかしながら私もここ暫く献血に行っていない。
献血カードが今どこにあるかすら見当もつかない。
若い頃の知り合いの一人に、毎月献血していると云う人物がいた。心底から尊崇の念を抱かずにはいられなかったが、血の気の多い若い頃にもっと行くべきだったと反省頻りである。
その反省を踏まえ、献血会場を探したいと思う。献血上限年齢に達する前に・・・。
「注射が怖い」などと云ってはいられない。
注射と云えば、最近俄に騒がれるようになった地域医療について、崩壊の危機に晒されているとのこと。
今年の12月に、マイナ保険証への一本化を強行する政府。それに対して地方の医療機関は混乱を余儀なくされ、廃業ラッシュが収まらないとのこと。
と云うのも、マイナ保険証の導入によるオンライン資格確認などのシステム導入にコストがかかり過ぎることや、複雑さもあって、少数精鋭でやっていた医院など、また開業医の高齢化も後押しして、特に地方では廃業する医院が増えているとのこと。
我々地方に住む者にとっては深刻な問題である。
政治とは、
広義で云うと「社会集団の内部に生ずる対立や紛争を調整しつつ、社会集団の秩序と安定を確保することを云う」と「キッズネット」に書いてある。
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