みちのくあじさい園では、正面入口の工事が急ピッチで進められている。
以前は正面の第一駐車場から園内に進むと左手に事務所と受付があり、大きなハウスをくぐりながら園内に入っていた。
昨年末から工事が始まり、ハウスを撤去した後に売店が入った建物が新たに建てられ、明日そのお披露目がある。

みちのくあじさい園では、5月上旬から「しゃくなげ祭り」5月後半から6月中旬にかけて「カルミア祭り」、6月の後半には本命の「あじさい祭り」が開催される。
先日、地元の舞川市民センターで写真展が開かれた。
私も5点程出品したが、その中にみちのくあじさい園で撮影したカルミアの写真が入選した。
その賞品として提供されたのがJTBの2024年版カレンダーだった。日本国内のパワースポットを収めたカレンダーであり、6月分にみちのくあじさい園の写真が載っていた。
占星術師Keikoさんによると、「月星座」新月・満月のパワーにより厳選されたパワースポットだとのこと。

確かに、15haの杉木立の中に、5百種6万株のあじさい花群が咲き誇るなかを歩いていると、心地良さは勿論のこと、ふとした時に神秘的なエネルギーを感じることがある。
「そのパワーの源は何か」と考えさせられるのだが、そもそもパワースポットとは何か?
「超エネルギーが渦となって放出されている場所」とのことで、所謂神聖な場所のことである。
みちのくあじさい園から西に約10km。世界遺産平泉には、中尊寺や毛越寺などの歴史ある寺院の甍の波が存在感を示している。

今から900年以上前、当地を軍場とする前九年の役や後三年の役により多くの尊い命が失われ、荒野の叢に消え、地維の壌土と化した。
その不本意にも刀刃や弓矢に倒れ、乱世の亡霊と化した多くの御霊を鎮めるべく、今年から丁度900年前の1124年、奥州藤原氏初代の藤原清衡公が中尊寺落慶供養願文や多くの堂宇とともに、900年祭を迎える金色堂を上棟し、極楽浄土の有様を具現化しようとした。

その奥州藤原家の流れを、我々近在に住まう伊藤家の総本家であり、みちのくあじさい園園主の伊藤達朗さんが汲むと云われている。
そのことからも、極楽浄土を具現化しようとする供養願文の底部に流れる精神、古の想念が、当地に脈々と息づき、連綿と流れている神聖な場所なのではないだろうか。


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カルミアの花
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みちのくあじさい園正面入口の工事が急ピッチで進められている。
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