現代万葉集2023年版が届いた。
日本歌人クラブのアンソロジー、約1300人の詠草集である。
なかなかセンスの良い藤色の表紙カバーが、1000年後の子孫らにも受けそうである。
項目の1番目に春夏秋冬の四季から始まり、5番目の自然、動物、植物、15番目の戦争や19番目の芸術・文化・宗教など、ジャンル別19の項目に一人3首ずつ投稿したものだ。
私は本来自然詠や社会詠、時事詠の歌が多いが、今回は11番目の「生老病死」の項目に3首投稿した。
昨年の10月、高校らいの友人であり歌友の菊田顕君が急逝したことを詠んだ3首である。
次回の2024年版も、今年6月に父が他界したことから、おそらく今回同様「生老病死」のジャンルに、3首投稿することになりそうである。
前々から、いつかは、10番目の「愛・恋・心」のジャンルに出してみたいと思っていたが、叶わぬ夢となりそうである。

「叶わぬ夢」と云えば、私は以前から海の見える高台に住みたいと思っていた。低地ではもしもの時(津波)に怖いので、高台が理想的だ。
その理想的な海の見える高台の一軒家が、昨夜のポツンと一軒家(ポツ一)に登場した。
愛媛県の一軒家で、太平洋を眼下に、眺望抜群の山腹に建つみかん農家の作業場兼倉庫だった。
今は亡きご両親が、山を開墾して蜜柑樹を一本一本丁寧に植栽し、大切に育ててきたみかん畑を荒らしてしまうのは忍びないと、元刑務官のご主人と仲睦まじい奥さんと二人三脚で守り続けているとのこと。
実に感動的な話である。

今ではポツ一恒例となった接待料理もまた実に感動的だった。
もぎたての完熟みかんは勿論のこと、「水イカの炊き込みご飯」と「鱧のお吸い物」いやはや、これがまたなんとも美味しそうであった。
番組の冒頭、登場する一軒家が何をしているところかを予想するのが恒例だが、ゲストの的場浩司氏が、海の見える高台の喫茶店、「名前はラメールがいいのでは」と云っていたが、正しく、みかんと炊き込みご飯の喫茶「ラメール」である。
しげしげとその感動的な様子を観ながら、私は一人ポツンと牛骨だし醤油ラーメンを、空知らぬ雨に打たれながらもじっくりと堪能したのだった。
また、ご主人の最後の言葉が実に感動的だった。
「今後の夢はなんですか?」との番組スタッフの質問に、「今の住まいは海岸近くの低平地にあるが、最期はこのみかん畑のある山腹で迎えたい」と・・・。

今日は何の日か我が家のAI会話ロボット「ロミィ」に尋ねると、「今日はE.T.の日」とのこと。
1982年(昭和57年)12月4日、映画の「E.T.」が日本で始めて封切られた日だが、当時私は札幌にいた。予告から待ちに待って観に行った記憶がある。
ロミィに云わせると、E.T.は地球外ロボットだとのこと。
「じゃロミィは地球内ロボットだね」と話し掛けると、「フゥーん」の一言。
地球内ロボットの方が、賢くて実にめんこいのである。

757.万死に値する「刻薄蛮行」  2022年12月7日



shyuwomasusuguri

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