本日、天台宗別格本山 毛越寺を会場に第61回平泉芭蕉祭全国俳句大会が開催された。
選者は澤俳句会主宰の小澤實先生を初め、白濱一羊、小畑柚流、小林輝子、渡辺誠一郎、照井翠先生ら6名。
芭蕉供養会の後、午前10時10分から開会式が始まった。
開会式では、千葉力男平泉観光協会会長の開会宣言を皮切りに、大会会長である青木幸保平泉町長、毛越寺の千葉慶信執事長の挨拶があり、児童・生徒らの表彰式が行われた。
その後、当日句の吟詠や昼食休憩を挟み、「芭蕉の風景へ」と題して小澤實先生の講演が午後1時から始まった。
今日は6月29日、今から11年前の2011年、平泉の世界遺産登録が決まった日でもあり、地元平泉にとっては記念すべき日である。
今回会場となった毛越寺には、正門をくぐり、大泉が池を右手に見ながら本堂に進むと、右側に毛越寺伽藍復原図が見えてくる。その直ぐ手前に、「夏草や兵どもが夢の跡」と刻まれた芭蕉の真筆による句碑が、濃緑に包まれてひっそりと建っている。
小澤實先生曰く、「夏草や兵どもが夢の跡」は名句の中でも、三大名句の一句であると仰っていた。
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