今年のお田植えも、従兄弟の手伝いもあって無事に終えることが出来た。
「無事に何事もなく・・・」と云いたいところだが、そうは問屋が卸さないのが世の常である。
かなりの年代物であることもあり、況してや年に一度しか使わない田植機、あちらこちら調子の悪い箇所が出てくる。
普段の手入れが肝要なのだが、なにぶんにも私は機械類が苦手。メンテナンスの外注をと、常に思ってはいるものの、終わってしまうとついつい忘れ、いざ必要になってから慌てるのである。
今回も整備点検を怠った所為で焦ることになった次第である。
結局、元整備士である分家さんの助けもあり、無事に今年のお田植えを終えることが出来たのだった。
新たに田植機の購入を検討していたが、中山間地での営農は厳しく、今後は更に厳しさを増すばかり。企業戦略的な日本の農業政策への失望感もあってか、周辺でも稲作を諦める人たちが増えてきている。
以前は「日本の食を守る為に」との大義名分を掲げ、尻に鞭打ちながら泥と格闘していたものだが、既にその気概は失せつつある。
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