『夜風の縺れ』は色川武大(阿佐田哲也)が月刊誌などへの寄稿文や短編小説を纏めた一冊だが、日記の中から見つかった未発表の草稿も収められている。色川は晩年、岩手県一関市で過ごしたが、1989年4月10日に帰らぬ人となった。当時60才、死因は心筋破裂だったようだ。
一関には僅かひと月程しか生活していないが、一関に移り住むきっかけとなったのがは、ジャズ喫茶「ベーシー」だと云われている。
新著の『夜風の縺れ』にベーシーや一関のことが載っているかと思ったが、残念ながらそれらしい箇所は見当たらなかった。
色川武大は阿佐田哲也として麻雀放浪記を著し、あまりにも有名な小説だが、色川は雀士としてもかなりの腕前だったようだ。
本著の中で、特にギャンブルに関するエッセイには「なるほど」と頷ける箇所が随所に見受けられた。
また、「処世学を学ぶとしたら」との問に対する色川の返答がまた興味をそそられた。

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senkanoakari






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