本日の地元紙「岩手日日」の一面に、今月末で一関商工会会頭を勇退する佐藤晄僖(世嬉の一酒造㈱ 相談役)さんの記事が載っていた。
佐藤さんは地元一関商工会議所の中核を担い、2015年から会頭の任に就き5年9カ月、官民一体となって将来を見据えたグランドデザインの策定を進めるなど、地元経済や市勢発展の為に尽力してきた人物である。その功労に対して、昨年の秋には産業振興分野で叙勲を受けている。

また、佐藤さんは経済活動のみならず、文化活動にも尽力を惜しまず、八面六臂の活躍をしている。
佐藤さんが相談役を務める世嬉の一酒造には、東北有数の大きさを誇る古色蒼然とした土蔵がある。その一角に、日本一小さな文学館として知られるいちのせき文学の蔵がある。
館内には一関市に関わりある島崎藤村や井上ひさし、色川武大(阿佐田哲也)を初め、前会長の及川和男(故)先生ら作家12名の著書や直筆の原稿などが収められている。
佐藤さんはその文学館の館長であり、運営母体である一関・文学の蔵の副会長でもある。

一関・文学の蔵の活動の一つに、前会長の及川和男(故)先生の下で始まった年刊誌『ふみくら』の刊行がある。
『ふみくら』は今回で5号目を迎え、今年の6月上旬に発売を開始した。
今更感は拭えないが、本日漸く地元紙で紹介された。

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因みに、紙面に「白石隆一画伯との思い出をつづった一関・文学の蔵世話人による一遍も掲載」とあるが、世話人の一遍とは私の拙文である。



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