昨日は節分の日、青森県出身の元人気力士、高見盛 精彦(たかみさかり せいけん)関が引退後初の来町とあって、今年こそは是が非でも中尊寺の大節分会にと予定を立てていたが、如何せん消防団の新人研修会(会場:一関市千厩町公民館)と日程が重なり、今年も叶わぬ夢と終わった。

消防団新人研修会では、午前中は消防団員としての心得や消防法などの座学講習。
昼食後は体育館に移動し敬礼の仕方や賞状拝受の仕方、右倣えや回れ右、或いは配列を組んでの行進などの規律訓練をたっぷりと行った。
「まるで高校時代の応援歌練習さながらに」とまではいわないまでも、
火災現場などの緊迫した状況下で、団員らの命が危険に晒される事のないように、身勝手な行動を避けるための訓練なのか否かは追々検証することにして、ともあれ、「この歳になってこんな事もしなけりゃならんのか」と不平不満を胸の奥に押しこみ、消防団のもつ本来の意味や意義を脳裏に浮かべながら、最後は「かしらなか」の合図で、上の空の為か敬礼をしてしまいながらも、無事に新人研修を終えることができたのだった。

日本消防団協会


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