一関市体育協会主催の競技力向上スポーツ講座に、今日は午前午後とみっちり受講してきた。
午前の部の講義内容は、「膝のスポーツ障害予防と強化トレーニング」と題して膝関節の構造の説明から始まり、怪我防止の為の大腿四頭筋やハムストリングのストレッチ法など、岩手県理学療法士会から講師5名を招き、非常に分かりやすくとても丁寧な指導を頂戴した。

午後に入ってからは、
国際医療福祉専門学校一関校救急救命学科の立岡(学科長)氏による心肺蘇生法や応急処置法の実技トレーニングを、当行の学生ら3名のサポートを頂きながらみっちりと学習させて頂いた。
中でも、毛布と竹(2本)のみを用いた即席の応急担架は、実に簡単で非常に便利なものだとつくづく感心させられたものだった。
東日本大震災の折り、ストレッチャーの不足をこの即席担架が十二分に補ってくれたとのことであった。

AEDや胸骨圧迫、止血や被覆包帯法或いは応急担架など、「出来ることならこれらを使いたくは無い」と思っていても、いつ何時何が起こるか分からない。
119番通報により、救急隊員が現場に到着するまでの所要時間を平均すると、約8分だそうだ。
その僅か8分、されど8分の間、延命の手助けや補翼が叶うなど、イザという時の備えのためにも、他の用事をキャンセルしてまで受講したが、本当に良かったと思っている。

その後は、「モチベーションについて」のメンタル面での講義を受講する予定だったものの、自家用車故障の為、急遽会場を後にせざるを得なかったが、実に有意義で充実した時間であったとつくづく思っている。
ただ、1週間か10日も経てば、綺麗サッパリ忘却の途に就くのではないだろうか。・・・



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