心地良い、春の穏やかな天候が一変し、いきなり辺りに暗雲が立ち込めた。
閃光が走り、落雷音がけたたましい音をたてた。
突風が吹き荒れ、土や砂を勢いよく巻き上げる竜巻が、うねりをあげながら出没した。ただならぬ脅威を感じる瞬間だった。
脅威は、なにも自然現象だけとは限らない。
渡米していた石原都知事の口から、突拍子もない発言が飛び出した。「尖閣諸島を都で買って中国や台湾から守る」とのことだ。
本来、国土や領海の保全は国の職務であり責務だ。いくら国が弱腰だからといって、それを一自治体の独断でやるのは考えものだ。現に都議会や都庁の職員も、呆気にとられる始末だった。
けっして弱腰外交を容認するつもりはないが、私情を挟んだ単独外交だけはやって欲しくない。
3・11の大震災の酷さをまざまざと見、経験したとは言え、戦争の計り知れない悲惨な経験のない者として、文藝春秋3月増刊号(3・11から一年、100人の作家の言葉)の曾野綾子さんの「想定外を受容する」を読んで、痛切にそう感じている。
閃光が走り、落雷音がけたたましい音をたてた。
突風が吹き荒れ、土や砂を勢いよく巻き上げる竜巻が、うねりをあげながら出没した。ただならぬ脅威を感じる瞬間だった。
脅威は、なにも自然現象だけとは限らない。
渡米していた石原都知事の口から、突拍子もない発言が飛び出した。「尖閣諸島を都で買って中国や台湾から守る」とのことだ。
本来、国土や領海の保全は国の職務であり責務だ。いくら国が弱腰だからといって、それを一自治体の独断でやるのは考えものだ。現に都議会や都庁の職員も、呆気にとられる始末だった。
けっして弱腰外交を容認するつもりはないが、私情を挟んだ単独外交だけはやって欲しくない。
3・11の大震災の酷さをまざまざと見、経験したとは言え、戦争の計り知れない悲惨な経験のない者として、文藝春秋3月増刊号(3・11から一年、100人の作家の言葉)の曾野綾子さんの「想定外を受容する」を読んで、痛切にそう感じている。
