秋の気配が一段と高まってきた。
近くの公園では落葉広葉樹に彩りを添え、ちょっと肌寒い秋風に吹かれながらひらひらと葉っぱが舞い落ちてくる。その様子を見ていると、儚さと美しさが、同居するかのように思えてくるものだ。
というよりも、儚いから美しいのだろうか。


平井堅の「瞳をとじて」の歌詞に

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Your love forever
瞳をとじて 君を描くよ それだけでいい
たとえ季節が 僕を残して 色を変えようとも
記憶の中に君を探すよ それだけでいい
なくしたものを 越える強さを 君がくれたから
君がくれたから
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という歌詞の最後に、こんな文面がある。
とても素敵な詩だと思う。


私が尊敬する音楽家の一人に、秋田市在住の2tomさんこと川崎ツトムさんという方がいる。
川崎さんは被災者の方々を勇気づけようと、幾度となく被災地を訪れ演奏活動をされた方である。
氏の作曲した曲は、心の琴線に触れる名曲であると私は思っている。

その中でも特に、「逢いたくて」は何度聞いても胸がいっぱいになる。
それ以外にも癒し系の名曲が沢山あるが、昨年のちょうど今頃、地元平泉の毛越寺の境内をぐるっと一周し、浄土が池と紅葉の美しさを、川崎さん作曲の「デイ・アフター」をBGMに使わせて頂き、YouTubeで公開した。

それを見て、岩手県奥州市前沢区でいわての情報サイト「いーわ」を運営している編集長から、その「毛越寺の秋2010」を是非使わせてくれないかとの問い合わせがあった。
勿論快く承諾させて頂いた。

出来ることなら、川崎さん作曲の「逢いたくて」を、平井堅氏の歌声に乗せて聞きたいものだと痛切に願っているのだが。・・・
もし、どなたか、このブログを偶然にでも見ていた平井堅氏の知り合いの方がおられたなら、
是非ともその旨、平井氏に伝えて頂ければ幸いです。



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