イメージ 1

昨日、今年最後の篠弘先生による短歌の添削講座が終了となった。
今回初めて講座に参加したのだが、色んな刺激があっていいものだ。
今までは自己満足の域を脱しないまま詠んでいた短歌も、最初は「もっと行間を読んでもらいたいな~」などと、添削の結果に一人言を呟いたりもしたものだ。

自分が詠んだ短歌に、思い入れがあればある程、その批評に対して反感を持ったりもしたのだったが、読む側によって「色んな解釈、捉え方があっていいのかな」と思い始める事によって、次第に先生の添削も素直に受け入れられるようになってきたのである。

あれだけの著名な先生の添削なので、最初から素直に聞くべきだとは理解していても、如何せん、思い入れがあれば尚の事、参加されてた先輩方もやはりそのようにお見受けした。しかしながら時間が経てば経つほど、添削して頂いた有難さがしみじみと理解出来るようになったのである。

元歌
足引きの 古木の椈(?摘)の 枯れ葉散る 朝な夕なに 肌に冷たし

昨日の講座が最後ということもあってか、(足引き→あしひき、散る→散り、肌に→肌の)の3か所の手直しのみ、最後に「なかなかいいんじゃないですか」とお褒めの言葉まで頂戴し、心地よい気分で、日本現代詩歌文学館を後にしたのだった。

よし行くぞ 次回の講座 楽しみに やる気満々 と単純な我