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毎朝毎晩、入っては出、出ては入る自宅の玄関だが、改めて周りを眺める余裕などなかった。
「余裕がなかった」というよりも「興味がなかった」と言った方が正しいのかも知れない。この花以外にも何種類かの観葉植物が以前から置いてあるが、今まで殆ど気にした事はなかった。
ふと気になって、お袋に「この花何て名なんだ」と尋ねると、「知らない」と二つ返事であっけない返事が返ってきた。
あれだけ記憶力の良かった元教師のお袋だが、来年で80歳になる。年には勝てないという事だろうが、幸いにも未だボケてはいないようだ。

まぁ~、しかしながら考えてみれば名など必要ではない。見る人が見て、和めばそれで良いのである。
そして、さりげなく置いてある、「そのさりげなさ」が良いのではないだろうか。