今年の米作りでは、苗作りを外注することにした。 毎年、今時分はあくせくと、ハウスと自宅を行ったり来たりと多忙な毎日を送っていたが、今年は比較的のんびり、穏やかに過ごせるかなと思っていた。 しかしながら如何せん、そんなに甘くはない。貧乏暇なし、兎にも
2020年04月
歴史の小道
北上川水系の一級河川である磐井川は、霊峰栗駒山(須川岳)山麓の湧水を集め、南東方向に約30㎞、下流域には一関市街地が広がっている。そこから約6㎞程下ると一級水系北上川と合流する。磐井川は1947年のカスリーン台風や翌年のアイオン台風では堤防決壊により多くの犠牲者
30メートルの津波?
「おいおい勘弁してくれよ!」と驚愕する内容が、本日、内閣府から発表された。それによると、東北沖の日本海溝沿いと千島海溝沿いで巨大地震(マグニチュード最大9・3クラス)が発生した場合、岩手県と北海道では最大30メートル近くの津波が発生するとのこと。少なくとも4道
功徳の行い
一昨日、緊急事態宣言が全国に発令され、未だ感染者の確認のない岩手県であっても、3密の徹底はもとより、我々自営業者にとっても、営業の自粛が求められる厳しい局面に立たされている。連日連夜、新型コロナ関連の悪報により、心身ともに疲れ、疲弊する毎日だが、ありがたく
煩悶社会
連日連夜、テレビのスイッチを入れると「コロナ、ころな、故露無・・・」 死者の数何名、感染者は一日に数百名増、やれ政治が悪いだの、官僚はいったい何をやっているのか等々、コメンテーターの話を聞く度ただただ気が滅入ってくるばかりだ。 確かに、目に見えない敵
高村光太郎『典型』
先月、花巻市太田の高村光太郎記念館を訪れた。光太郎翁65回忌命日の2週間ほど前のことだった。 あいにく新型コロナの影響により記念館は閉まっていた。記念館の裏手に光太郎翁が7年間過ごした高村山荘がある。 敷地内を流れる小川のせせらぎを耳にしながら、高村山荘
神の薬
記憶に新しい今から5年程前、2015年のノーベル医学生理学賞を受賞したひとりの日本人がいる。 北里大学特別栄誉教授の大村智(84)先生その人である。 大村先生はこれまで、480種以上もの新規化合物を発見しており、感染症などの予防や撲滅に大いに貢献されている。
癒しのひと時
昨日、空き時間を利用して、岩手県金ヶ崎町六原の県立農業大学校に隣接する花きセンターを訪れてみた。 その敷地内には「花の舘温室」があり、雪国にいながらにして厳寒期は勿論、一年を通して熱帯植物に触れ、鑑賞できる南国情緒たっぷりの空間がある。 南緯40度温