平成24年もあと1日を残すのみとなった。 今年もあっという間の1年だった。 毎年、年末を迎え、年越しの準備が一段落するとふと「今年1年何をやってきたか」或いは「どんな成果があったのか」などと回想をする。 「あの時は結構きつかったけど、なんとかなったなぁ~」とか
2012年12月
墨線の妙
先日降った雪が、突風により田んぼの土手に吹き溜まり(この辺りでは「ふっため」と呼んでいる)が築かれ、朝焼けによる遠い淡い光が射しこみ、すすきが風に靡き、ゆらゆらと揺れ、ふっために映し出されたすすきの陰が実に綺麗だった。 最近の雪の量は、「昔に比べっと随
マイナス8度
今朝は寒かった。 昨日の段階での今朝の予想最低気温は氷点下6度だった。 蓋を開けてみるとそれよりも2度も低かったが、何れにしても寒いことにはかわりはない。 寒さが厳しくなると氷の張り具合も違ってくる。所々瘤(こぶ)のように盛り上がった箇所もあり、 どことな
約束
昨晩も、というより今朝、1年ぶりとなる小田和正さんの「クリスマスの約束」に癒された。 「音楽の持つ力」というものは実に強いパワーを秘めている。 音楽を聴いて癒されたり勇気づけられたりと、プラスの要素があってもあまりマイナスイメージ(煩いのはあるが)は湧い
感謝の心
あとお年越しまで1週間を切った。 振り返ってみれば、今年も色々あった1年ではあった。 とは言え、昨年に比べれば「あった」うちには入らない。良きにつけ悪しきにつけ、「些細な出来事」であった1年に感謝したい。 感謝と云えば、私の年の瀬の楽しみの一つに、小田和正
海の宝
私たち内陸部の人間にとっては、とても手の届きそうにない海の幸、海の宝を頂戴した。 とても貴重な初ものの黒あわび7枚の差し入れだった。 差し入れた人物は、その道でも名の知られた誉れ高い偉丈夫。 敢えて名は明かさないが本当に有難いことだ。 我が家にとってはとて
野末に佇み母を想う老犬
我が家の愛犬ロッキーも、もうかなりの老犬となった。 今夏の厳しい暑さの所為か、少しばかりおかしな挙動を繰り返すようになった。アブやハエが近づいただけでも直ぐに怖がったり、ちょっとした仕草に対して妙に警戒するなど、まるで幻覚にでも襲われたかのような奇異な行
藁囲い
年越し迄あと10日と迫り、何かと気忙しい今日この頃。 先日どさっと降った雪も直ぐに融け、今度の正月も雪のないまま元朝参りに行くのではないだろうかと思っていたが、昨晩少しばかりの雪が降った。 あまり降り過ぎも困りものだが、やはり正月は雪が似合うというもの。
かまきりの寝床
一説では、カマキリが産み付ける卵鞘の高さで、その年の雪の量を占ったりするところがあるようだ。 降る雪の量によっては、その年の豊作を占ったりもするが、果てさて今冬はどうだろうか。枝先にへばりついているところをみると、今冬は雪が多いのではないだろうか。 お
年末近し
風は強かったがポカポカ天気の一日だった。 カレンダーをみると、年越しまであと幾日もない。 ここ暫く、気忙しさばかりが先走り、年末年始の感激の薄さか、ピンと来ない年が多くなった。 12月19日といえば、57年前の今日、原子力基本法が制定された日だ。 第1条 (
民意を問うためくらまし
大方の予想通り自民党の圧勝に終わった今回の総選挙だが、民主党の大敗ぶりは予想以上だった。 今回の自民党圧勝の背景には、民主党や第三極の自滅によるところが大きいのであって、今後自公政権に代わっても、我々国民は厳しい眼差しで見ていることを肝に銘ずべきである。
羽化登仙の夜
昨日は一関学習交流館にて、今年最後のFP協会(一関市)による勉強会があった。 1限目は「循環型地域社会の形成を目指した古紙再生の取り組みについて」と題した阿部亮一氏による地元企業の環境に配慮した事業活動の講演の後、一関FP協会事務局長であり一関信用金庫常勤理事
極上なっとう
ブロ友さんの納豆紹介の投稿記事を読んでいたら、急に納豆好きの血が騒ぎ出した。 どうしてもその納豆が食べたくなり、急遽そのショッピングサイトにアクセスしオーダーすることになった。 それから2日後の今日、事務所にその納豆がやってきた。 届いたのはちょうどお昼前
粘り腰
先日のドカ雪の折り、写真を撮ったものに短歌を詠んだものだが、この辺りでは12月や3月の雪解けの頃に降る湿った雪によって、竹や街路樹が折れんばかりの景色があちらこちらで見受けられる。 既に師走も半ば、これから降る雪はさらさら雪となり、このような光景は暫く見ら
凍てつくなかの大豆(まめ)検査
今日は大豆検査の為、厳美RC(ライスセンター)にて検査の研修に行った。 「寒いので防寒対策を」と前もって連絡を受けており、それなりの対策を講じながら乗り込みはしたものの、それでもやはり寒かった。 ただ、「風がなかった分今日はまだ良い方だよ」と吉川講師曰く。
しらくらの世界
福井県敦賀市明神町にある、日本原子力発電(株)所有の敦賀原子力発電所の敷地の一部、2号機原子炉建屋の直下を通る破砕帯は「活断層と言って差し支えない」と述べ、原子力規制委員会は活断層の評価会合の結果や、人災による福島原発爆発事故の経験に鑑み、「今のままでは再
虹のお告げ
12月16日の衆院選投票日に向けて、各局の番組では11党の党首らが揃い、日本の未来や直近の政治課題に対して侃侃諤諤、喧喧囂囂と論戦を交わしている。 各党のマニフェストや選挙公約もイマイチ具体性に欠けるあやふやなものがあって、「どの党にするか決めかねている」とい
あわ雪
期日前投票で早々と清き?一票を投じてきた拙生だが、若干早過ぎた感もないではない。 昨夜、古舘伊知郎キャスターのもとでの報道ステーションの中で、各党の党首が一堂に会し、侃侃諤諤と論陣を張る攻防戦を見ていたが、受けた印象も以前とは多少違っていた。 小選挙区
幻想的な寒き朝
今日は冷え込みの厳しい一日となった。 長期予報をみても連日雪マーク、本格的な冬到来となった。 祖母の影響もあって、短歌を詠み始めたのは高校生の頃だった。 もっとも、思い出した時に、思いのままに詠んだ歌は殆どが恋歌だったが、他人に見せるでもなく、ましてや
恒月冥加を運ぶ
昨夜の岩手県南は穏やかな晩だった。 時折り流れる薄っすらとした雲の晴れ間に、弓張月が煌々と輝いていた。 一方夜が明けた今日は、爆弾低気圧の影響で突風が吹きすさみ、各地では風による被害が多発していた。 そんななか、西に視線を向ければ爆弾低気圧以上の脅威と
心に残る絵
昨日の地元紙(岩手日日)に、一関市出身で78歳の金野圭助(横浜在住)さんが、78歳にして初の出品にも係わらず、見事日展(日本美術展覧会)で入選さられたとの記事が大きく載っていた。 新聞掲載の写真は小さいにも係わらず、絵心のない私でさえも素晴らしい絵だと改めて思
白鳥とハヤブサ
短歌にあるハヤブサは「はやぶさ」でも、鳥じゃなく新幹線のハヤブサだ。 新幹線が運行し始めてから約50年近くになる。 東京オリンピックの9年前、東京・新大阪間を1964年10月1日に走行したのが初めて。 一方東北新幹線は、大宮 ・盛岡間が開業したのは1982年、こちらは
春を待つ
初雪が降り、初氷がつい最近張ったばかりのみちのくだが、これから冬本番を迎えるというのに、「春を待つ」とのタイトルや内容はあまりにも気忙しい気がしないでもない。 冬は冬で冬なりの良さがあって、楽しみもある筈だ。スキーやスノボーはやらないが。 山笑う早春を
消防訓練
乾燥しやすい冬場に大敵な火災事故、それに対処する為、地元消防団員らによる消火訓練が本日行われた。冷え込みが厳しいなかでの訓練は決して楽なものではないが、実際の火災事故は何時起こるか検討もつかない。 今日の訓練場所は地元のお寺。 近くを流れる小川が給水場
うつせみ
今日から師走、「光陰矢の如し」今年一年もあっという間だった。 寒さも次第に厳しさを増し、風邪やインフルエンザなどで体調を崩し、持病を悪化させたり或いはまた色んな合併症などを併発する嫌な季節であり、命を落とす確率が高まる季節でもある。 寒さが続けば精神的に