今年最後のフォト短歌は、この一首になりそうだ。 最後ぐらいはビシっと決めたいところだが、普段通り、何時もどおりの「あっさり」がいいのかもしれない。 今年は、あまりにも悲しい、悲惨な状況を目の当たりにし、体験した。 書きたい事、言いたいことが山ほどある。
2011年12月
冬霧の朝
下の句は、苦し紛れに百人一首より拝借する事にした。 今年の反省点(というよりも今までの反省点) 普段、見直しも推敲もやらないまま掲載するといった悪癖を、年越しを機に改めようかと思っている。 篠弘(日本現代詩歌文学館館長並びに日本文藝家協会理事長)先生よ
梅もどき (大掃除とちょっと宣伝)
今年も残すところ後3日。 私が営んでいる平泉アスリートセンターの営業も明日12月29日迄。翌30日から1月5日迄正月休館に入る。 残り2日間で大掃除をやらなければならない。 今日は取り敢えず窓拭き。明日は床面やトイレなどの掃除と、何分一人でこなすとなると実に大変だ
たろひ
氷柱(つらら)のことを、岩手県南のこの辺りでは「たろひ」と呼んでいる。もう少し北に行くと、「たろし」と呼んだりする。 岩手県花巻市石鳥谷町の近郊に、「たろし滝」という所があって、そこでは毎年この氷柱の大きさを測定してはその年の豊作云々を占っている。 こ
クリスマスの約束
毎年のように、12月25日の夜はテレビにかじりつく事にしている。 小田和正さんの「クリスマスの約束」を見、聞くためである。 小田さんの『僕の贈りもの』から始まり、 続いての曲は昭和47年当時、一世を風靡したフォークデュオ「BUZZ」の歌「愛と風のように」 そして
地吹雪
厳しい地吹雪の舞う年の瀬を迎えた。 今日はクリスマスの日。 厳然たる仏教徒の我が家にとって、「特別な日」と捉える節は決してない日なのだが、世間一般の風潮に流されてか、ご多分に漏れず毎年この日の夕食にはチキンとケーキ、それとchampagneが添えられる。 チキン
粉雪
今日はクリスマス・イブ。 個人的には、クリスマスソングと言えばやはり山下達郎のクリスマス・イブだが、毎年楽しみの一つとして、クリスマスには欠かす事のできないイベントに、小田和正のクリスマスの約束がある。 今年は24組42人、28分58秒の大メドレーを披露するとの
ごんぼ掘り
ゴボウの事を、この辺では「ごんぼ」と謂う。 早朝母親から、「今日ごんぼ掘りしてくれ」と頼まれ、予定を返上して畑に向かう事に相成った。 最近はとんと聞かなくなったが、この「ゴンボ掘り」という言葉の使い方、私が小さい頃にはしょっちゅう聞いたような記憶がある
心身正す
下の写真は昨日の朝に撮った写真で、かなり冷え込んだ時のものだ。 今日はそれとは対照的に比較的温かい一日だった。とは言え真冬である。 写真に見える、雲海に浮かんだように荒々しく立つのは栗駒山(一関側では須川岳と呼ぶのが一般的)。 その向こう側が秋田県。そ
冬芽確かに
今日は早朝から一日中雪が降り続いている。 ここ一関市は、岩手県でも内陸南部にあたり、比較的温かいとされている。 とは言え、寒い時には氷点下10度を下回る時もある。 12月も下旬にさしかかろうとしている今日この頃だが、今は未だ、日中には路面などに降り積もった
一関ヤンチャーズ&ユキエ
2011年も、間もなく幕を下ろす頃となった。 3月11日の東日本大震災を境に、日本はガラッと変わった。多くの尊い命を失い、数多の悲しみや苦しみをあじわった。 その悲しみや、やりきれない虚しさを乗り越えようと、被災地では色んなイベントや企画が行われている。 此処岩
愛犬の暖
昨日からの寒波の影響により、今朝はかなり冷え込みが厳しかった。 毎朝の犬の散歩も、こう寒くてはなかなか気が重い。 新年を迎えるにあたり、事務所内の掃除や片づけ、パソコン内のデータの整理、特に撮り溜めた写真データは膨大に膨らんでいる。 何処に何があるか記
イラク戦争終結宣言
2003年3月、バグダッドに対する夜間空爆で幕を開けたイラク戦争だが、2011年日本時間の12月14日、漸く終結を迎える事となった。 当時イラクの大統領だったサッダーム・ フセインが、核兵器などの大量破壊兵器を開発して、国際的テロ組織であるアルカイダなどに武器を供給し
霜後の滝
岩手県一関市萩荘地内に、一関百景の一つ「霜後の滝」がある。 霜の後に 名を得し昔 白波の 今もくだけて おつる滝つせ (三宮守氏公詠) 1128年高館城主であった藤原基衡公が「霜後(そうご)の滝」と名付けた。 その滝の近くに、農ヶ喜クラブ、次回の研修先と
命の繋ぎ
今日は小春日和。一日中好天に恵まれた。 栗駒山(須川岳)もくっきりとその勇姿が確認でき、長閑で静かな一日だった。 『曇りなく 千年にすめる 水の面に やどれる月の 影ものどけし』 と新古今和歌集の中の一首に、こんな歌がある。 ここでは 千年に澄める
暗雲
今朝の天候の雲行きは実に怪しかった。 大雪かとある程度は覚悟したが、次第に回復の兆しが見え、その心配は徒労に終わった。 例年、12月中に一度ぐらいは大雪に見舞われる岩手県南部。 それも外気は比較的温かい為に、ボタん、ドカんとした重たい雪なのである。 そろそ
サイト・リニューアルオープン
私が経営する平泉アスリートセンターでは、ホームページをリニューアルする事になった。 以前のホームページは何分にも独学により、「ただ公開すればいい」との単純な判断から、 Tableタグをふんだんに使ったサイト構成で作成していた。 しかしながらSEO上の問題やら色
水鳥
岩手県北上市の南にある大堤公園には、毎年この時期になると渡り鳥たちが羽根を休めにやってくる。 間もなくすると、南の温かな環境を目指し飛び立っていく。 それと入れ替わりに今度はシベリア辺りか、或いはそれよりも北からか、次から次と羽根を休めにやってくる。中に
ゆらゆらとゆれ
今朝の寒さも厳しかった。 日に日に寒さも増す今日この頃。 師走に入り、既に半ばにさしかかろうとしている。時間が経つのはあっという間だ。 「さて、年賀状の用意もせねば」と焦る一方だ。 ただ、今回の震災もあり、文頭の賀詞を書くべきか否か、或いは本文の文句を
冬だいこん
冬越しの、大根や人参を畑に保存する為の土被せが終わった。 以前は畑に穴を深々と掘って埋めていたが、かえって腐れる事もあって、今では葉っぱが上に出るぐらいまで掘って一列に並べる。その並べる際には保温材代わりに藁を利用し、立てかける格好で並べ、そこにただ土を
刺激的だった味噌汁の具
昨夜の夕食は最悪だった。 私の夕食はほぼ毎日が弁当であり、何時もは午後5時30分頃が夕食時間となる。 私の食事の摂り方は、先ず最初に味噌汁の汁のみを啜り、喉を潤してから野菜類を先にある程度摂り、そしてご飯へと進み、再びおかず類へと箸を進める。 そして再びご
岩手国体開催確定
本日の岩手県議会に於いて、達増知事は「復旧・復興のシンボルとして開催することが民意にかなうと判断し、 開催の結論に達した」と述べ予定通り開催する方針を明らかにした。 我々競技団体関係者としては、実に有難い県知事の表明であったと感謝している。 勿論復興が
一本の松
今朝のラジオで、「高田の一本松再生の保護活動を打ち切った」との報道があった。 約7万本もの松があった高田松原では、この一本だけ残った松を、復興のシンボルにすべく地元の市民団体や他県の樹木医などが集い、守る活動を続けてきた。 しかしながら、根の殆どが海水の影
早池峰の
木枯らしだろうか。 窓の外はビュウビュウ、ゴーゴー。 今日は風の強い一日だった。 いよいよ冬本番の到来ということだろう。予報では、今月来月とも比較的温かで、2月はぐっと冷え込みが厳しくなるとのこと。 はてさて、降雪の量はどうだろうか。 考えようによっては
峨々として立つ
昨日の朝、冷え込みも手伝ってか澄み切った空気が一面に広がっていた。 平泉の少しばかり北から、北上川を挟んで見る栗駒山(須川岳)の絶景は実に美しく雄大であった。 写真を最大にして頂上辺りを見ると、北方から南方へと移動する白鳥の群れが確認でき、悠々とした時の
馬鹿は人なり
酪農フォト短歌9作目が掲載された。 牛と犬 闘い臨む 縄張りの 天より下す 鼻息荒らし <Essay> 12世紀の頃から、イギリスでは雄牛と闘犬を闘わせるブル・バイティングというスポーツが行われていた。 それは、雄牛を柵に縄や紐で繋ぎ、そこに闘犬を放して闘わ
強き翼
一日一首を目標にしていたフォト短歌だが、如何せん思うように時間が取れず、写真撮影はおろか、歌も浮かんで来ない。 もっとも、写真を見て歌を詠むといったスタイルでやっていると、元となる写真がなければ話にならない。 かと言って、「フリー写真素材」という手もある