フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

フォト短歌游々日記 イメージ画像

2011年11月

最近は特に目が疲れているように感じられる。 パソコン画面と参考書との睨めっこが続いてるからだろう。 ただ、最近の液晶画面の進歩のおかげで、目疲れも以前よりは格段に減った事は確かである。何せ画面が明るくなった事は実に有難い。 とは言え、疲れ目である事は紛れ
『過熟のベリー』の画像

昨日、今年度3回目となる農ヶ喜クラブ研修会兼忘年会が行われた。 今回の研修(訪問)先は、ついこの間まで岩手日報のコラムを担当されていた辻村博夫さん宅。 総勢16名の大人数で、奥州市江刺区のご自宅にお邪魔し、まろやかで、しかも身体や心の芯までポカポカとなる薪ス
『冬時雨』の画像

事務所への帰り道、近道をしようと横道にそれた。 すると真っ赤に映える紅葉が、急に視界に飛び込んできた。あまりの鮮明な赤色に、思わず車を停めその光景を暫し見入っていた。 種類が違うのか否かよく分からないが、それしても見事な赤色である。 占いや性格判断で、
『赤々と萌ゆ』の画像

我が家の庭の片隅に、若木の一本の楓が楚楚として立っている。 日陰の所為もあってか、幹も枝もか細い。 しかし、か細いながらも、今の晩秋の季節にはその葉っぱはしっかりと色づき、目を楽しませてくれる。 晩秋の 色に染まりし 庭陰の 楚楚と立ちぬる 楓愛でいる
『楚楚と立ちぬる楓』の画像

昨夜来、雪が深深と降り続き、朝見れば落葉樹の枝枝には白い花が一面に咲いていた。寒い!! 昨日辺りから風邪の為に体調を崩していたが、今朝はことさら良くなかった。喉が痛い。 今日は久しぶりに事務所の中で、休養をとりながら一日過ごす事にきめた。滅多に風邪など引
『晩秋の花』の画像

秋深まりて初冬の頃、毎年恒例となった干し柿が軒下を飾っている。 父の好物とあって、今年は関が丘の叔母が沢山持ってきてくれた。 私はどちらかと言うと、焼酎漬けの方が好みである。 私が幼少の頃、曾祖母が健在であった当時はよく焼酎漬けを作ってくれたものだった
『干し柿』の画像

何かと忙しく、前回の個展にも顔を出せなかった事もあり、今回はどうにかして行きたいと思っていた荒井俊也展。本日予定通り、独創的で神秘的なブロンズ製の悪魔や爬虫類など、荒井教授渾身の作品と対面する事が叶った。 製作工程やら内容を聞くにつけ、相当な時間と、か
『食と悪魔』の画像

今朝はまたグッと冷え込んだ。寒めえさめえ・・・。 昨日、北上市の日本現代詩歌文学館2F会議室に於いて、今年第2回目となる短歌実作講座(添削)が行われた。 添削する先生は、当館の館長であり日本文藝家協会理事長でもある篠 弘(しの ひろし)先生。 何時も通り、順
『しゃりしゃりと』の画像

昨日今日と、一関・北上間で蒸気機関車が運行された。 平泉の世界遺産登録と震災復興の応援を兼ねての企画との事。 午前11時前後に平泉から前沢を通るとあって、大勢のSLファンや鉄道ファンがカメラを構えて待機する姿を見て、 どちらのファンでもない私だが、偶然にも通
『煙を上げて』の画像

賑やかな 色とりどりの 里山も 色なき世界に 衣替えとなる 今日は時間がないのでこれでおしまい。
『初ゆき』の画像

霜月の半ばだというのに、ここ岩手県内陸では平年を上回る暖かい日が続いていた。 しかし、一気に天候が崩れ始め、今日は八幡平市など山沿いを中心に雪となった。予報では明日も雪か或いは雨との事。 本格的な冬到来となるのだろうか。 タイヤは未だ夏用のタイヤだが、
『霧となる』の画像

今朝の朝焼けはとても綺麗だった。 沈みゆく夕陽の黄昏色も綺麗だが、朝焼けには「勢い」を感じる。 「さあ、一日の始まりだ、頑張るぞ」と! ホノルルで行われた日米首脳会談の中で、米ホワイトハウスは、TPP参加の日本側の意思として「全ての物品およびサービスを貿
『神々を呼ぶ』の画像

近くのスーパーに、液体歯磨きだけを買いにいった。 店に入る前は、これのみ購入したら、脇目を触れずレジに向う予定だった。 ところが、知らず知らずのうちに、ついついパンコーナーへと何時もの如く足が向いていた。 本日は、各地のロールケーキ特集。 値段を見てス
『プリンロール』の画像

岩手県北上市にある日本現代詩歌文学館講堂に於いて、第5回「現代歌人の集い」が行われた。 日本現代詩歌文学館の篠弘館長挨拶の後、前もって応募してあった短歌受賞作品の表彰があり、各選者特選賞、現代歌人協会理事長賞、日本現代詩歌文学館館長賞、第5回現代歌人の集い
『賞味期限』の画像

今朝はかなり冷え込んだ。 毎朝の日課、犬との散歩では、ジャージの上に薄手のヤッケだけではかなり厳しい。 流石に今朝は、少し厚手のジャンパーを羽織る事になった。 日に日に寒さも厳しくなってくる。 厳しいのは政治の世界も一緒のようだ。 TPP交渉の参加をめぐり
『冷え込み』の画像

満月は明日、今日はその前日、つまりイブ。 束稲山の稜線の背景には、ワインレッドに染められた夕空が一帯に広がり、くっきりとまん丸いお月さまがひかり輝いていた。 実に美しい光景だった。 ワインレッドと言えば、同世代の玉置浩二率いる安全地帯のヒット曲「ワイン
『ワインレッドの夕暮れ』の画像

我が家の秋の見所の一つに、ドウダンツツジの紅葉が、漆喰の土蔵に映えるなかなか見応えのある場所がある。 朝靄が薄く立ち込め、真っ赤に色づいたツツジの葉をオブラートに包み、少しばかり淡い色に呈してくれる。 もう間もなくすると、この鮮明な赤い色から、樺色か濃
『なまこ壁』の画像

最近、携帯電話を換えようか否か、ちょっとばかり迷っていた。 そんな矢先、縁があって、とある携帯ショップのご好意により、周波数や波長についての基礎知識や、今後の主流となるであろうスマートフォンやタブレットの醍醐味を体感させて頂いた。 つい一昔前までは考え
『運気昂まる』の画像

我が家の裏山には、竹藪が広がり、その竹が途切れた辺りから栗の木などの落葉樹と杉林が広がっている。その落葉樹と杉林が混生している所に、旧墓と、少し離れた場所にご神木様と氏神様を祀る祠がある。 この倒木は、氏神様の直ぐ前の落葉樹が、今から6年7年ほど前に倒れ
『氏神様の贈り物』の画像

1万食もの讃岐うどんが、大船渡での炊き出しで振舞われた、と10日程前のニュースで流れていた。 香川県坂出市の日の出製麺所さんが、今年の4月、香川県から釜石市での炊き出しの為、総勢11人、遠路はるばる被災者の為にと車で来られ、その帰りにたまたま北上市のこけめ農園
『白き十の字』の画像

先月はどうしても日程が合わず、一度も行けなかったボランティアに今日どうにか行くことが出来た。 当初の予定では気仙沼市と思っていたが、気仙沼ボランティアセンターに昨日電話したところ、土曜日(本日)の募集は締め切ったとの事。 急遽、高田市のボランティアセンタ
『潮騒の音』の画像

我が家の楓や紅葉も、少しずつ色づき、秋色に染まり始めてきている。 秋は寒い冬を迎え、侘しさや淋しさが増す季節でもある。 しかしながら、赤や黄色、緑などの色とりどりのコントラストが、得も言われぬ美しさを放つ季節でもある。 そしてそこには、「散り際の美」がし
『染まり始め』の画像

秋も一段と深まり、紅葉も里へ里へと、南へ南へと駆け足で下りてくる。 月日の経つのは早いもの。 霜月となり、間もなくすると師走に入りそして新年を迎える。 震災から8ヶ月目を迎えようとしている。 昨日より年賀状の販売が始まったようだが、裏面の挨拶文をどう書く
『紅葉る渓』の画像

朝の冷え込み(とまではいわないが)が一段と厳しくなってきている。 布団を剥ぐのに、多少なりとも勇気が必要となる季節になってきたようだ。 目覚まし時計はしっかりと今まで通りのAM5:30にセットしている。 しかしながら、なかなか一回目のベルでは反応しづらく、結局
『尽きゆく花』の画像

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