フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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短歌

一昨日の日曜日、震災ボランティアとして訪れて以来約7年ぶりに宮城県気仙沼市を訪れた。 と云うのも、落合直文全国短歌大会に出席する為だった。以前より、一度是非参加してみたいと思っていた短歌大会である。県境をまたぎはするものの、一関市と気仙沼市は隣接する行
『第32回落合直文全国短歌大会』の画像

秋と云えばやはり食べ物。飽食の秋だ。夏の暑さで食欲が減退し、その分帳尻を合わせるかのように食欲を増す。或いは厳寒の冬に備えて保温効果を高める為の多食かも知れない。 また一抹の寂しさを伴うものの、散りゆく前の恍惚の美とでも云おうか、紅葉の美しさは何ものにも
『平成30年度「短歌実作講座」』の画像

先週の土日、還暦祝いの同級会が花巻市のホテル志戸平で行われた。出席した同級生らに送るDVDの編集作業を、時間の合間を縫って「あ~でもないこ~でもない」とやっているが、漸く目処が付いた。動画は25分程。写真は200枚程度を予定している。後は動画編集の最終調整と、問
『第三回文学フリマ岩手近づく』の画像

昨日は地元消防団による火災防御訓練があった。 私の所属は一関第7分団第一部。なかなか若い人材が集まらず、私らのような中年層が駆り出されるといった憫然たる現状だが、かといって訓練を怠る訳にはいかない。何故ならばもしもの時に役に立たないからだ。 火災予防の広
『火難を防ぐ』の画像

先の閣僚人事で、与党議員の中では貴重な脱原発論者で期待の人物が、国家公安委員長・行政改革担当相に就任し、事業仕分けで一瞬だが注目を集めた。 その後フランスのテロなどによって注目が薄れたが、その後事業仕分けはどうなっているのだろうか? 嘗て民主党政権下で、2
『固い絆』の画像

昨日分家さんの葬式を済ませたばかりだが、その当日、別の親類で不幸があった。 連日の不祝儀により、予定が大幅に変更となった。 現役を引退し、長閑に暮らす毎日ならまだしも、次から次と用事が舞い込む貧乏暇なし状態の身上には、急なる予定変更はかなりしんどいものが
『長閑けしの里』の画像

今日のニュースで、とても許し難い、残念な窃盗事件があった。岩手県南部、奥州市江刺区のりんご農家から、12000個ものりんご(サンふじ)が盗まれたとのことだ。 金額にして約80万円相当とのこと。 江刺りんごと云えば、ご祝儀相場もあって1箱100万円(2013年)の高値がつ
『渋が爆発』の画像

10月も終わりを迎え、明日で霜月となる。その1ヶ月後は師匠の僧侶(因みに私は僧侶ではない)がお経をあげる為、あちらこちらに走り回る程多忙な月だとされる師走へと突入する。 烏兎怱怱、光陰矢のごとし、一年はあっという間である。365日、時間にすると8760時間、分に直
『山伏茸』の画像

朝晩の冷え込みもかなり厳しくなってきた10月の終わり、ここ岩手県南でも木樹の色づきが次第に濃くなってきている。 須川岳(栗駒山)の山頂部では既に落葉が進み、初冠雪もあったようだ。 紅葉は現在中腹部が最盛期を迎えており、平野部はこれからが本番を迎える。 寒暖
『天使の時間』の画像

第30代総理大臣斎藤實翁の生誕祭が、岩手県奥州市水沢区字吉小路の生家(現在は記念館)で式次第に則って予定通り行われた。 まず初めに地元顕彰会の合唱団の皆さんが音頭を取り、斎藤實顕彰歌「偉大なる面影」を皆で斉唱した。その後顕彰会の吉田英男会長による内容の濃い
『斎藤實誕生祭』の画像

今年度産のいわい天然乾燥米「元氣」の注文受付を終了致します。 例年どおり、8月下旬より開始しておりましたいわい天然乾燥米「元氣」ひとめぼれ100%新米の予約注文受付を、完売につき終了させて頂く事となりました。 飯米分(自家消費分)として、徹底して天日
『聖なるもの』の画像

ここ岩手県南の朝晩の冷え込みも徐々に厳しさを増し、老躯の両親には今朝の寒さは厳しかろうと急遽ストーブを出した。 「未だ大丈夫だ」と気丈に父は云うが、食の細くなった母(未だ元氣)を見るにつけ、やはりこの寒さは厳しかろう。 寒い日は室内を温める暖房が必要だが
『サクサクのモチモチ』の画像

いわい天然乾燥米「元氣」の脱穀作業が無事に終わった。 予定では来週の18日だったが、好天続きや大型台風の強風の影響もあってか、籾状態での水分を測ってみたところ丁度良いパーセンテージだった。 ましてや明日は雨の予報、そんなことから急遽本日脱穀することになり、
『ガタガタ』の画像

我が家の農機具もあちらこちらとガタがきている。 勿論、農機具ばかりでないのは云うまでも無いが……。 予算があれば新品を、と云いたいところだが推して知るべし。なので、部品を取り寄せ、自分で出来る範囲の修理は自力でやらなければ経費倒れになってしまう。 今の農
『けしね』の画像

米の検査も今日で4日目を迎え、次第に検査数量が増えてきている。 本日はフレコン含みで107トン分の検査を行ったが、殆どが一等米の「ひとめぼれ」ばかりであった。 明日も同じ検査場に出向くことになるが、予定では紙袋数量で2300袋とのこと。刈り入れが本格的に進んでい
『夕すすき』の画像

本日無事に2015年度産いわい天然乾燥米「元氣」(ひとめぼれ100%)の稲刈りが終わった。 連休に入り、一昨々日から始まった今年の稲刈りも、好天にも恵まれ、昨日は叔母や従兄弟らも駆けつけてくれたお蔭で順調に進んだ。今日はその残り分を全て片付け、ほっと安堵の胸をな
『稲刈り無事終わる』の画像

今日より秋のお彼岸入り、その為朝も早よからお墓掃除を兼ねて参拝しに出かけた。 本来ならお彼岸の中日に行きたいところだが、なにぶんにもこだわりのいわい天然乾燥米「元氣」の稲刈りが待っている。この連休中はお天気が良さそうなのでなんとしてでも終わらせたい。
『彼岸の初日』の画像

本日午前10時より、第8回斎藤實・春子夫婦を偲ぶ等短歌大会が、奥州市水沢区の斎藤實記念館 の旧宅にて行なわれた。選者は前岩手県歌人クラブ会長の菊澤研一先生。 今回も鋭い選評で出席者を唸らせた。特に、以前も紹介させて頂いたが、菊澤先生の記憶力、知識の豊富さには
『第8回斎藤實・春子夫婦を偲ぶ等短歌大会』の画像

オノマトペとは、擬声語を意味するフランス語が起源であり、擬声語とは、「擬音語」「擬態語」を包括した総称である。 情景をより感情的に表現する手段として、或いは生き生きとした躍動感を表す言葉としてよく用いられている。短歌の世界でも、斎藤茂吉の歌集「赤光」833首のう
『たんたらたら』の画像

つい先日まで35度だ36度だと、うだるような暑さが続きましたが、台風の影響でしょうか、秋雨前線の影響でしょうか、急に温度が下がり朝晩はジャンパーなしにはいられない今日この頃です。 そんな折り、田圃では今夏の暑さで例年よりも早い出穂期を迎えたことから、稲穂も垂
『実る稲穂』の画像

つい数日前まで35度だ36度だと肌着を脱ぎ捨てても叶わぬ暑さだったものが、昨日今日はジャンパーを羽織る程気温が急激に下がった。それで体調を崩さないのが不思議なぐらいの8月下旬である。 そんな急変する天候のように、参議院予算委員会の集中審議も、集団的自衛権を軸と
『ファルージャの真実とは』の画像

お盆が終わると一気に賑わいだ環境が一変する所為か、或いは涼しさが増す為か、淡い寂寥とでも謂おうか一抹の不安とともに寂しさがスーッと過るのである。   8月15日の飲み会(二次会は先輩が営むゆあーずにて)には、いつものメンバー以外に30数年ぶりに逢う高校時代の同
『そうめん流し』の画像

8月20日告示、9月6日を投票日とする岩手県知事選が約一ヶ月半後に迫っている。 3期目を目指す現職の達増拓也(51)氏と、元内閣府特命担当大臣や復興相など大臣経験のある平野達男(61)氏との一騎打ちがほぼ確実視されている。 基本的には両者とも無所属での出馬のようだ
『岩手の今後』の画像

集団的自衛権の容認を含んだ安保法制(安全保障法制)が、安保法案の特別委での審議時間が100時間を超え、目安としていた80時間を上回ったとして、明日採決に取り掛かろうとしているとのことだ。 はたして、本当にそれで良いのだろうか? 総理は、「国民の命を守る為に必要
『安全保障法制の行方』の画像

金山棚田とあじさいの共演 先日、仕事の合間を縫って気になっていた金山棚田に足を運んでみることにした。 この時期はアジサイが咲いている筈。棚田を背景にアジサイの写真も良いのではと。 ただ、訪れた時間が午後2時頃と、太陽がさんさん降り注ぐ中での撮影はピーカ
『金山棚田』の画像

梅雨入りとなった岩手県南では、花三昧を迎えている。「花」と云えば今では桜、万葉の頃は梅を指すが、ここ岩手県南ではアヤメやアジサイが見頃を迎えている。 先週の20日(土)より、花の寺としても知られる毛越寺(岩手県平泉町大沢58)ではあやめま
『あぢさゐ』の画像

日本の国是、国の進む方向が一変しようとしている。 「国民の生命、平和な暮らしを守るのは政府の責務だ」と、我が国を取り巻く安全保障環境の厳しさを強調し、歴代政権が踏襲してきた憲法解釈について、恣意的に歪曲した解釈を正当化する集団的自衛権について、早急
『鄙の夕ぐれ』の画像

なん日か前のとある全国紙に、「俳句を無形遺産に」とのタイトルに目が奪われた。 日本独自の文化だと思っていた俳句の、愛好者が世界中でおびただしい数に増えているとのことだ。 日本語ではひらがな文字による5・7・5の17文字の短文的詩形だが、言葉の違う海外での文字数
『私の短歌考』の画像

5月に入り、益々忙しさも佳境に入ってきた。お田植え日を迎えるにあたり、田起こし、荒掻き、代掻き、そして畦畔の草刈りと、やることが山程ある。勿論手を抜くことも可能だが、如何せんそんな訳にもいかない。 「あの家では手抜きばかりだもんなぁ」などと陰口を叩
『弁慶ゆかりの地に集う』の画像

昨日、平泉町の中尊寺本坊大書院に於いて、選者の日本歌人クラブ名誉会長の秋葉四郎先生を迎え、第36回西行祭短歌大会が行なわれた。 午前9時より本坊にて平泉縁の西行法師の追善供養が厳粛に営まれ、本坊北側の大広場(大書院)に舞台を移し、100数十名の参加者を前に中尊
『第36回西行祭短歌大会』の画像

別れ、そして出会い、卒業、そして新たな門出の季節となる年度初めの4月。 人それぞれ、色んな思いや期待に胸膨らませながら、希望や不安を抱きつつも、自分なりの4月を各々迎えていることだろう。 『Boys, be ambitious』 『青年よ、大志を抱け! それはお金のためでも
『それぞれの4月』の画像

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