幸福とはいったい何か。どんな時に幸福だと感じるのだろうか。昨年還暦を迎え、漸く大人になったような気がする今日、ふと考えることがある。
幸福について、「論理的、体系的に語るのは困難だ」とある哲学者は云い、エリック・ホッファーは、人間は不幸になると幸福の
徒然
有為多望
◆池江璃花子選手について今年に入って一番驚いたのは、池江選手の白血病のニュースだった。東京五輪の期待の星として、日本は元より世界からも注目されている選手だが、18歳の発病はあまりにも酷な宣告だ。今から40余年程前、幼友達としてとても仲の良かった同級生が、17歳
辞意表明
まもなく、自治会の決算日を迎える。
今月末で一旦締め、その3日後に監査があり、そのまた1週間後には総会が控えている為、資料を整え、全戸分の総会資料を全て手作りで作らなければならない。
兎にも角にも忙しい今日この頃。
決算日迄に、兎に角間に
私の昼食事情
私の昼食は殆どが外食である。外食と云っても大衆食堂やファミレス、況してや寿司屋でもなければフレンチレストランでもない。車中である。それも辺りを気にせず、のんびり、ゆったり出来る場所ならどこでもいい。寂しいようだが、これが実に快適なのだ。冬場は日当たりの良
立入禁止の向こう側
先日、TBS系列の番組で、「立入禁止の向こう側! ココから先は人間NG」と云う2時間のスペシャル番組があった。文字通り、立ち入りが禁止されている場所に踏み込み、調査すると云った内容だ。中でも興味深かったのはロシアのチェルノブイリ原発事故。1986年4月26日1時23分、
秀衡塗
先日の香港渡航の折、息子の嫁さんのご両親には本当にお世話になった。
すっかりご厚意に甘えてしまったが、帰国して、はて、このままでいいのだろうかと思いつつ、ついつい日時を重ねてしまった。
やはり、このままでは申し訳ない。何等かの御礼をすべき。と思い
やるは易く やめるは難し
先日、自治会の新年会が地元集落センターでいつもどおりに開催された。仕出し料理をつまみながら酒坏を交わし、時世のネタや趣味の話などに花を咲かせながら、一年の無事を祈り、皆で祝った。出席者は約50名ほど、例年出席する顔ぶれはだいたい決まっている。その為仕出しの
禍福倚伏
昨年も色々あった。
3月には息子の留学先である台湾に行った。私にとっては人生初の海外渡航だった。
出不精の私にとっては、ある意味苦行に近い行為だが、息子が居る間に、との思いから決断したのだったが、今では楽しい思い出の一つとなっている。
また、6
クリスマスの約束2018
毎年クリスマスの夜に楽しみにしていた音楽番組「クリスマスの約束」が、今年は無かった。
実に残念だ。
TBSの発表では、「シンガー・ソングライター小田和正(71)の音楽特番」を来春に放送するとのこと。クリスマスイブの夜はこの「クリスマスの約束」を観たいが為に
リンゴとみかん大福
一昨日は有り難いいただきもので、膨れるお腹を更に膨らませると云った悔悟の念をいだきつつ、ともあれ満腹感を味わった。
前回、前々回のブログ等で紹介したスーパーマーケット「カスミ」さんの、陸前高田市の子どもたちへの支援、心温まるお話しを紹介したが、私の知
明日暦
注文していた2019年のカレンダーが届いた。カレンダーのタイトルは「明日暦(あしたごよみ)」前回の記事でも取り上げたが、その支援カレンダーは東日本大震災で壊滅的被害を受けた陸前高田市の子どもたちの為に、つくば市に本社を置くスーパーマーケット「カスミ」さんの企
続く支援
先日の地元紙に、東日本大震災から8年近く経った今も多額の募金が寄せられている、との記事が載っていた。壊滅的被害を受けた陸前高田市の子供たちに、つくば市に本社を置くスーパーマーケット「カスミ」が、チャリティーカレンダーの「明日暦」を制作し、関東地方に展開する
キャンドル
毎年のことだが、年末になるとご不幸が続く。今年も立て続けに3つの不祝儀があった。
我が家でも高齢の両親が控えており、心の準備だけはしておきたいと思いながら日々を送っている。そんななか、「幸せ」の象徴と云える結婚式に出席することになった。
式場は盛岡
ちょっと待て
年末になるとどうしても運転が荒くなるように思う。
無理な追い越しや、一時停止の標識があるにもかかわらずそのまま突っ走ったりと、危なくてしょうがない。
以前交通事故による月別の死亡件数を調べたものが下の表だが、12月が一番多い。
年の瀬を迎えて何かと気忙しくなる
ナンダ・モンセ
生まれ変わった暁には、ボサノバの歌手にでもなりたいものだと、夢の中で思ったこともあるのだが、かと云って声に自信がある訳でも、歌が上手な訳でもない。単なる願望でしかない。
昨日、地元岩手のローカル番組で、大槌町の方言を駆使したボサノバ風ラテン系の音楽が紹
無念
私が所属する地元短歌同好会游の会の代表、千葉利英さんが無念にも黄泉に旅立たれた。享年69。
あまりにも早いご逝去である。
葬儀及び告別式は本日だったが、私はどうしても時間の調整がつかず、結局は昨日のお通夜のみの出席となった。
読経後、僧侶のお話し
サイバーセキュリティー
最近頻繁にテレビを賑わせている政治家の一人が、衆院内閣委員会で注目を集めている。東京五輪担当大臣である。
サイバーセキュリティーの責任者でもあるとのこと。
委員会では野党から「パソコンを使ったことがない人が何故責任者なのか」と尋ねられていた。
2014年9月に閣
和語を大切に
県の体育協会より、改名についてのアンケート依頼があった。今迄慣れ親しんだ県体育協会と云う呼称から、県スポーツ協会に改名する意向のようだ。
と云うのも、2011年にスポーツ基本法が誕生し、スポーツ庁が設置された。それに伴い、各都道府県協会の総本部である日本体
紅葉のフォトジェニック「過去の記事を確認すべし」
先週の水曜日、用事のついでに胆沢ダム湖周辺から真湯(一関市)方面に抜ける栗駒・焼石ホットライン沿道を、ドライブがてら紅葉の様子を見て回ったが、一週間程早いと感じた。なので昨日、同じコースを再度見て回ることにした。先週と同じく、農免農道の奥州市若柳の十字路
虹と紅葉と青空
北から音もなく、寒さが気配を殺しながらジワりジワりと滲みよってくる。「ジワりジワり」と云えば、冬を迎え暖房費が頭痛の種だと云うのに、ガソリンや灯油価格もジワりジワりと高騰している今日このごろ。極力無駄使いを抑えるべく、「行ったついで」にその他の用足しをす
酒蔵の心意気
一関の市街地を流れる磐井川沿い田村町の一角に、世嬉の一酒造の酒蔵が古色蒼然と存在感を誇っている。世嬉の一酒造は江戸時代から続く由緒ある蔵元で、島崎藤村や幸田露伴、北村透谷や内村鑑三らとの関わりもあり、戦後間もなく、当時中学生だった井上ひさし(作家)一家が
よひら
我が伊藤家総本家の伊藤達朗さん(77)が、岩手県一関市の市勢功労者(産業功労)として来月の3日に表彰されることが決まった。
伊藤達朗さんは地元一関地方森林組合の理事として、1985年から2006年迄の11年間、同年3月より今年の2月迄の12年間、一関地方森林組合の代表
蜜蜂の話
蜜蜂が地球上から姿を消したなら、「人類は僅か4年間しか生存できない」と云った文言を何かで目にしたことがある。ベルギーの詩人、随筆家のモーリス・メーテルリンクが1901年に出版した『蜜蜂の生活』と云う本から広まったとされる。その蜜蜂が忽然と姿を消す現象が、日本、
魅惑の輝き
予てより、欲しい欲しいと思っていた久慈琥珀の腕時計を、漸く手に入れることができた。岩手県最南端の一関市から岩手県北東部の久慈市迄約220km。東北自動車道を車で飛ばしても3時間半。同じ県内とは云え、そう簡単には辿り着けない距離だ。「ほんじゃ、ちょこっと久慈迄ひ
カルトン
懸念された大型の台風25号も、北上とともに温帯低気圧となって勢力を弱め、東北を過ぎ去っていった。当初はその台風25号接近の予想により、強烈な風雨襲来の予測からこの3連休は新米の収穫が延期されるのではと予想していた。その為、本日のコメ検査の数量は少ないと私は予想
高倉健の名言
私の敬愛する俳優が残した言葉の一つに、「いい風に吹かれたいですよ きつい風ばかり・・・」と云う文言がある。云わずとしれた高倉健(故)の名言である。本日、予定していたコメ検査が中止となり、折角なので、最近なかなか時間が取れず行けずじまいだった一関市立図書館に
一関・文学の蔵30年記念事業「小野正弘教授(明治大学)講演会」
オノマトペ研究の第一人者として知られる、明治大学の小野正弘教授による「“日本語の魅力再発見”オノマトペ(擬音語・擬態語)のおもしろ世界」と題する講演が、昨日(9月22日)、岩手県一関市田村町の世嬉の一 クラストン(石蔵ホール)で行われた。並べてあった椅子が足
国際平和デー
人はなぜ
騙し合い 罵り合うのか
人はなぜ
傷つけあい 殺し合うのか
人の命は儚い
人の心は傷つきやすい
だからこそ 尊い
だからこそ 切ない
お金を奪い 心を踏みにじり
家を壊し 土地を奪う
戦火の下
鵜川の小鮎の如く
平成30年度農産物検査員出発式及び鑑定会
初秋の候、「平成」元号最後のコメ検査が始まろうとしている。
昨日、いわて平泉農協中里支店を会場に、鑑定会と出発式が行われた。
冒頭で「平成」元号最後と記したが、これから検査する紙袋には「平成」の元号を入れず、「30年」の数値(年数)のみの記載になるとのこと。
北海道地震
大型の台風が去り、安堵の胸を撫で下ろしたと思ったら、今度は北海道で震度7の強い地震が発生した。
江別市在住で高校らいの莫逆の友に、取り急ぎLINEで安否を確認したところ、家族全員の無事、自宅家屋の損壊はなかったとのことだった。ただ、停電とガソリンの入手が困難で
二百十日
先日、国道4号線を盛岡方面に向かって北上すると、奥州市衣川の手前で変わった自転車が目に飛び込んできた。
自転車の後方に黄色いドラム缶が印象的だった。
よく見ると放射能の注意喚起をする為の黒いマークと、原発反対の文字が見て取れた。東日本大震