フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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フォト短歌

ここ岩手県南の山里でも、そろそろ色づき始める紅葉の最盛期を間もなく迎えようとしている。 先日の妹家族の帰省の折り、甥っ子が我が家の庭先で撮影した星空の写真を、メールで送ってくれた。 写真には、座敷の障子から漏れたオレンジ色の微かな明かりと、私の愛車がぼ
『やそいちの歓び』の画像

10月も中盤に入り、ここ最近は秋晴れにも恵まれ、稲刈りが順調に進んでいるようだ。機械乾燥を終えた玄米がのべつ幕無し、ひっきりなしに検査場に寄せられている。 そんな中、今日も今秋5回目となる「米の品位等検査実習」に行ってきた。 JAの広い大きな倉庫には、検査を終
『米の山』の画像

来る10月20日・21日の両日、『第1回中東北ご当地もちサミット2012in一関』が、秋の一関地方産業まつりの一環として、一関市総合体育館(ユードーム)を中心に野外テントなどの特設会場で開催される。 他に、バルーンフェスティバル(熱気球)などの企画もあり、かなり盛り上
『もちサミット』の画像

今朝は雲一点もない秋晴れの空が、岩手県南の上空に広がっていた。 その澄み切った空気の中を、一羽の鳶が悠然と飛び回り、まるで音無しの構えをした居合の達人が、音もなく真空をスパっと切り抜くかのような鋭さで旋回し、気流に乗りどんどんどんどん上空へと上がっていっ
『虎視眈々』の画像

今週初め、埼玉県三郷市在住の妹家族が久しぶりにやってきた。 2泊3日の短い帰省だったが、世界遺産登録後、初めての平泉(中尊寺、毛越寺)見物や温泉に満足の様子だった。 上海の大学(上海外国語大学)を卒業後、日本に戻ってきた甥っ子も、在学中、中国在住の日本人
『星降る宵』の画像

とある番組のロケで、内田有紀さんらが来ているとの情報が入り、「通行人役のエキストラにでも・・・」と安易な考えをもちながら、急遽ロケ現場に行ってみることになった。 着いてはみたものの、はてさて何処でやっているのか見当もつかず、ましてや通行人が全く必要では
『神山の影』の画像

「弱り目に祟り目」とはよく云ったもので、「良いと言われては断られ、OKサインをもらってはいきなりストップ」とダメだしやダメ押しを喰らい、天地の差が極めて激しい浮沈の憂き目にあっている。 そんな事もあり、なかなか夜も眠れず悶々としている状態だが、まるで私の心
『秋のさと山』の画像

10月に入り、岩手県南でも一斉に稲刈りが進み、米の検査所は一層の賑わいを呈している。 米の品位等検査はほぼ毎日、あちらこちらの検査所で行われているが、私は検査員実習見習いとして今日が3回目(米検査)の現場研修だった。 全体的にみると、今夏の猛暑の影響か多少
『おおがねもち』の画像

秋、この時期の楽しみと言えば、やはりなんと言っても味覚を楽しむこと。 特に梨やぶどうは、その代表格と言っても過言ではないのでは。 我が家でも、暫く前にぶどうの木を植えた事があるが、如何せん手入れを怠った所為か、結局まともに生る事はなかった。たとえ生ったと
『秋の味覚のお裾分け』の画像

畑や路肩には、明るい紫色に染まったタチアザミがいたる所に咲き始めた。 中秋が過ぎ、秋の深まりを感じる今日この頃。 我が家の愛犬ロッキーの様子が最近おかしい。 今夏の激暑の影響だろうか。散歩しても直ぐにへたり込んでしまう。 何かに怯えているようにも覗える
『商秋の花卉』の画像

我が家の庭の、日陰になった場所にある彼岸花が、昨年より約一週間遅れの開花を迎えた。 今年の暑夏の影響だろうか。 年々夏の暑さは厳しさを増し、全体的にも気温上昇が進む日本列島だ。 季節が、少しずつではあるがずれてきているようだ。 その所為か、動物たちの住
『七日遅れの彼岸花』の画像

ウォール・ストリート・ジャーナルの社説で、「歌舞伎内角―野田首相のうわべだけの改造」と称された野田政権3度目の内閣改造人事だが、注目はもっぱら文科省大臣への、ある意味ではサプライズ人事だった。 「教育でどう人づくりをするかが全てのベースだ、尊敬される日本人
『蛮カラ』の画像

我が家の裏山には、マダケの竹藪が一面に広がり、その竹林が途絶えた辺りから、栗の木などの落葉樹と杉林、もっと奥に進むと松林が広がっている。その手前の落葉樹と杉、松の木が混生している所に、先祖代々の旧墓と、北西の少し離れた所に、ご神木様と氏神様を祀る祠がある
『氏神様』の画像

漸く秋らしくなってきた「みちのく」にも、そろそろ紅葉の季節がやってくる。 今年は夏の激しい暑さの所為か、もみじる時期が若干遅れるとのこと。 深山幽谷に囲まれたみちのく奥山の紅葉は実に見事だが、毎年必ずと言っていい程訪れる、世界文化遺産の登録を受けた平泉町
『天馬』の画像

何日か前の深夜、風呂上りに少しだけテレビを観てから床に就こうと、スイッチを入れると、野外ステージで歌うMr.Childrenの桜井和寿氏やBank Bandの曲が流れていた。 「Fund for Japan」をテーマに、収益金のすべてを東日本大震災の被災地復興支援に充てたイベントの収録番
『喉を清めて』の画像

大型の台風17号が、あっという間に過ぎ去っていった。 台風襲来が未明ということもあり、すっかり夢の中だった為か、吹き荒む突風や爆音のような豪雨強襲の記憶は殆どなかったが、一応、朝の散歩を兼ねて、母屋の周りや田んぼ周辺をぐるっと回ってみた。 被害と言える程の
『台風一過』の画像

秋の美空を一気に悪天に導こうとする、最大瞬間風速65メートルの大型で強い台風17号が北上している。 予想では、明日未明にもここ岩手に達するとのことだ。 大概の台風は、北上するとともに勢力が次第に弱まり、東北に近づくにつれて温帯低気圧に変わるケースが多いが、
『秋のみ空』の画像

ここ数日ジャンバーが必要な程気温が下がっていたが、本日の岩手県南の気温は30度近い暑い一日だった。 そんななか、12回目を迎える農ヶ喜クラブの交流会が、奥州市江刺区稲瀬の及川農園を会場に、自慢の自家栽培のピーマンをふんだんに使い、野菜ソムリエや調理士免許を持
『ピーマンの花いちりん』の画像

今年の中秋の名月は明後日の9月30日。 週間天気予報によると、30日は日本全国あまり芳しくない天気のようだ。 満月は年に12回~13回見られるが、秋の中秋の満月だけは別格であり、栗や枝豆、里芋などをお膳にのせ、神酒を供える習わしが古くからあった。 ものの本による
『芋名月』の画像

今日は約1年ぶりとなる、篠弘館長による短歌実作講座に出席する為、北上市の日本現代詩歌文学館に足を運んだ。当館は北上市の中心部に位置し、黒沢尻中央公園に隣接する施設で、直ぐ隣には市立図書館がある。 当館は有名無名を問わず、詩歌資料の収集と情報発信を目的とし
『赤とんぼ』の画像

天気予報によると、台風17・18号の接近による悪天候が予想され、今週末、稲刈り本番を迎える予定だったが、急遽予定を繰り上げ、本日、天日干し(自然乾燥)分の稲刈りを無事終える事ができた。 何時もなら、叔父叔母、従弟たちの加勢を頂戴して秋の収穫期を迎えるところだ
『稲の奏で』の画像

今から約10数年前、ALT(外国語指導助手)としてアメリカからここ平泉町に3年間滞在し、現在大阪在住の Thomas Zelaya君が、突然当平泉アスリートセンターを訪ねてきた。約10年ぶりの再会である。 実に懐かしかった。 今年の11月に、日本を引き上げ、今度はカナダのバンク
『トーマス』の画像

「グロテスクだ、気持ちわりい」などというなかれ! あと二週間もすれば、優雅で可憐な貴婦人の舞いを披露してくれる筈。 つい3・4日前まで、気温32度以上の猛暑が続いていたが、ここに来ていっぺんに涼しくなった。というよりも寒いぐらいだ。朝晩など、流石にジャンバ
『黒揚羽』の画像

昨日の予定だった「稲刈り本番」が、前日の雨の影響により延期を余儀なくされた。 結局今週末迄おあずけということになった。 天気予報の長期予想では、まずまずの天気(今のところは)、今のうちからてるてる坊主を2・3個ぶら下げようかと思っている。 今週末といえば
『青柿』の画像

昨日今日と久しぶりの雨。 野菜にとっては干天の慈雨となった今回の雨だが、刈り取りを前にする稲作農家にとってはちょっと余計な雨だった。我が家も稲刈り本番を明日に控えていただけに、心のなかでは「もう頼むから降らないでくれ」と天を仰ぎつつも祈ったものだ。不覚に
『安堵』の画像

明日の9月21日は宮沢賢治の命日であり、賢治が1923年8月5日、白い泥岩層の露出が確認できるなど、ドーバー海峡の地質によく似ているとして命名した「イギリス海岸」を、国交省岩手河川国道事務所の粋な計らいにより、2007年から上流部ダムの放流を制限するなど毎年その出現を
『黄金の里』の画像

本格的な稲刈りシーズン到来となり、我が家でも16日・17日と稲刈り本番(予定9月22・23日)に備えての下準備を行った。 作業方法や手順も各家々違うだろうが、我が家の天日干し米の収穫作業工程は、先ず刈り取った稲を乾燥させる為の木杭を、前もってある程度立てておくよう
『杭と闘う』の画像

昨日午後5時より、一関総合体育館メインアリーナを会場にDRAGON GATE(ドラゴンゲート)の一関興行が、ファンらの熱き声援の下、残暑の厳しい暑さとはまたちょっと異なった熱い熱い戦いにより会場は大いに盛り上がった。 メインイベントには、現タックチャンピョン(オープ
『ブレンバスター』の画像

田んぼを見渡すと、稲穂が垂れ下がり黄金色の色合いが日々濃くなってきている。ここ岩手県南部でも、早いところでは既に稲刈りが始まっておりいよいよ稲刈りシーズン突入だ。 我が家でも明後日の日曜日から、刈り取った稲を自然乾燥する為のほんにょ(ホニオ)を立てる予
『天の恵み』の画像

一関プロレス三昧第2弾、来る9月17日(祝)、一関市総合体育館(ユードーム)を会場に、神戸市を拠点とするプロレス団体DRAGON GATE(ドラゴンゲート)が、FREEDOMS同様、震災で傷つき、今尚苦しみの中から抜け出せずにいる被災地に、熱き心と希望、そして元気を届けようとや
『YAMATO襲来』の画像

大震災からちょうど1年と半年が経った。依然34万人が避難、がれきの処理も未だに8割が未処理とのことだ。 昨夜のニュースで報じられていたが、沿岸部での経済活動に大きなウエートを占め、復興の根幹部分を支える筈の水産関連会社の再建に、地域格差が広がっているというの
『虜とならむか弱き姿に』の画像

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