フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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フォト短歌

金山棚田とあじさいの共演 先日、仕事の合間を縫って気になっていた金山棚田に足を運んでみることにした。 この時期はアジサイが咲いている筈。棚田を背景にアジサイの写真も良いのではと。 ただ、訪れた時間が午後2時頃と、太陽がさんさん降り注ぐ中での撮影はピーカ
『金山棚田』の画像

梅雨入りとなった岩手県南では、花三昧を迎えている。「花」と云えば今では桜、万葉の頃は梅を指すが、ここ岩手県南ではアヤメやアジサイが見頃を迎えている。 先週の20日(土)より、花の寺としても知られる毛越寺(岩手県平泉町大沢58)ではあやめま
『あぢさゐ』の画像

日本の国是、国の進む方向が一変しようとしている。 「国民の生命、平和な暮らしを守るのは政府の責務だ」と、我が国を取り巻く安全保障環境の厳しさを強調し、歴代政権が踏襲してきた憲法解釈について、恣意的に歪曲した解釈を正当化する集団的自衛権について、早急
『鄙の夕ぐれ』の画像

なん日か前のとある全国紙に、「俳句を無形遺産に」とのタイトルに目が奪われた。 日本独自の文化だと思っていた俳句の、愛好者が世界中でおびただしい数に増えているとのことだ。 日本語ではひらがな文字による5・7・5の17文字の短文的詩形だが、言葉の違う海外での文字数
『私の短歌考』の画像

無事に我が家の田植えが終わった。 周り近所の田ん圃では、おおかた田植えが終わっている。 若葉を讃える山並みがくっきりと映しだされる鏡田には、新緑色の苗が小風の波紋に揺らぎながらビニールハウスの狭く暑苦しい苗床から開放され、気持ち良さそうに規律正しく並んで
『惜別の朝』の画像

5月に入り、益々忙しさも佳境に入ってきた。お田植え日を迎えるにあたり、田起こし、荒掻き、代掻き、そして畦畔の草刈りと、やることが山程ある。勿論手を抜くことも可能だが、如何せんそんな訳にもいかない。 「あの家では手抜きばかりだもんなぁ」などと陰口を叩
『弁慶ゆかりの地に集う』の画像

昨日、平泉町の中尊寺本坊大書院に於いて、選者の日本歌人クラブ名誉会長の秋葉四郎先生を迎え、第36回西行祭短歌大会が行なわれた。 午前9時より本坊にて平泉縁の西行法師の追善供養が厳粛に営まれ、本坊北側の大広場(大書院)に舞台を移し、100数十名の参加者を前に中尊
『第36回西行祭短歌大会』の画像

別れ、そして出会い、卒業、そして新たな門出の季節となる年度初めの4月。 人それぞれ、色んな思いや期待に胸膨らませながら、希望や不安を抱きつつも、自分なりの4月を各々迎えていることだろう。 『Boys, be ambitious』 『青年よ、大志を抱け! それはお金のためでも
『それぞれの4月』の画像

昨日の地元紙で、「香川のうどん被災地へ」というタイトルが目を引いた。 香川県坂出市のうどん製麺所(日の出製麺所 三好修社長)より、被災された方に是非食べてもらいたいと、東日本大震災の折り、東奔西走、甚大な支援活動に尽力された農家レストラン『さん食亭』のオー
『蹊を成す』の画像

昨晩自宅に戻ってみると、テーブルの上に小包が置いてあった。 昨今の連絡や用達は殆どがメールなどの伝達媒体で事足りるため、手紙や葉書が届く頻度は少なくなった。 届くのは殆どが保険の支払いの通知やカードの決済状況などを知らせる郵便物が多いが、一般の手紙や葉書
『友からの贈り物』の画像

昨日無事に、いわい天然乾燥米「元氣」の稲刈りが終わった。 土曜・日曜の二日間、秋晴れの好天にも恵まれ、昨日は水沢の叔父一家総出の援軍もあって、お陰様で無事に終えることができた。 本当に有難い。 昨日の稲刈り本番を前に、刈り取った稲を天日に干す為のホンニ
『元氣米』の画像

今から約3年程前、東日本大震災から約3ヶ月後のことだったが、仕事帰りの途中に、道端で遊ぶ数匹の子狐らと偶然遭遇したことがあった。 なかでも鈍感と言うか、警戒心が全くない一匹の子狐に「ごんた」と名付け、約10日間ほど、毎晩のようにその子狐の様子(子狐ごんたとの
『若ぎつね良太』の画像

久方ぶりの投稿です。 今日の地元紙(岩手日日新聞)の朝刊に、先週の金曜日(10月4日)に行われた大船渡市末崎町内の仮設団地で、高橋静雄(北上市在住69才)さんが寄贈したペタンクの贈呈式の記事(本多秀行記者)、第2段が載りました。 写真には、贈呈後に行われた競
『満面の笑み』の画像

私が心より尊敬し、人生の師と仰ぐ人物に、岩手の大将こと高橋静雄(岩手県北上市在住68歳)さんという方がおられます。東日本大震災では、自分を顧みずにひたすら被災者の為にと支援活動に奔走された方で、最近ご無沙汰をしており、気になっておりましたところ、偶然にもお
『岩手の大将』の画像

此処岩手県南では、桜がそろそろ散り始め、葉桜を愛でる時節へと移ろうとしており、野山では旬の山菜がその姿を一斉に現し始めている。 山ほっつき歩き大好き人間の私にとっては、待望の季節到来となった。 多少セシウムの残留濃度が気になるけれども、野生フキノトウの検
『見る楽しびと食らう愉しみ』の画像

この辺りでは耕起(田起こし)作業のことを「たぶち」といったりするが、昨日今日はその田打ち(たぶち)作業だった。今年の種蒔きが、例年より一週間程ずれ込んだ為に、焦る必要はないのだがやれる時にやっておくという訳で、そうなるとどうしても休日・祭日にやらざるを得
『親爺に感謝』の画像

一関市の市街地を横切る磐井川(一級河川)の沿線には、約2000本もの桜の木が植えられており、一関市のシンボル的存在である。 その桜並木が只今満開となり、鯉のぼりとともに市民らの目を楽しませている。 磐井川堤防改修工事に伴い、残念ながらこの桜は全て伐採される
『磐井川の桜並木』の画像

ここ岩手県南部も漸く桜が満開となった。 世界遺産平泉の中尊寺や毛越寺、達谷の窟、国の名勝及び天然記念物の厳美渓なども、空飛ぶ団子だけじゃなく、見事に桜が咲き揃い観光客で賑わっている。 ゴールデンウィーク中は、春の藤原祭りもあって大勢の見物客で賑わうことだ
『磐井の桜』の画像

今日は寒の戻りで、午前中は積雪もある寒い一日だった。 そんななか、中尊寺主催の第34回西行祭短歌大会が中尊寺本坊で行われた。 午前9時より西行法師追善法要が営まれた後、本堂裏手にある大広間を会場に短歌大会が行われた。 34回目となる今年は、講師に小高賢さんが
『ゆきざくら』の画像

昨日、日本パワーリフティング協会の宮本英尚会長と中村一生副会長が、2016年開催の第71回岩手国体(希望郷いわて国体)、パワーリフティング競技(公開競技)の開催予定地である平泉町役場に、表敬訪問された。町側は岩渕実教育長と稲葉幸子教育次長、そして丸山裕之主任の3
『奉拝に集う』の画像

岩手県南でも漸く梅や桜の花が咲き始めた。 とは言え、今日は結構肌寒い。 そんななか、昨日は久しぶりに携帯の緊急地震アラームが鳴り響いた。 出来る事ならもう二度と聞きたくない響きである。 昨日は、震度5強の三宅島地震、宮城県沖を震源とする震度5弱の強い地震
『萌芽を告げる』の画像

桜の様子を伺いに、中尊寺や毛越寺の周りを見て回った。 少しずつ咲き始めているところもあったようだが、見頃は今週末から来週いっぱいといったところだろうか。 毛越寺の直ぐ東側に旧観自在王院庭園がある。 そこには紅梅の花が綺麗に咲き始めていた。 ふと、舞鶴が池
『サギ物語』の画像

地震に原発、鳥インフルエンザにミサイルと、一難去ってまた一難。 日本列島や近隣諸国では落ち着く暇がない。 とあるサイトの記事には、新型の鳥インフルエンザが日本で発生すると、64万人以上の死者を出すのではないか、との予測がある。 中国では次々と感染者の出現
『いぶかり』の画像

「梅の花紅の色にも似たるかな阿呼がほほにつけたくぞある」と菅原道真公が5歳の時に、庭前の紅梅を見て詠んだ歌だそうだ。 昨日で満55歳になった小生だが、いまだこのような純粋で情感あふれる歌を詠めそうにない。 我が家の紅梅の木には未だ春は訪れていないが、 「人
『春は未だ』の画像

20数年前、仙台の伯父(故)から、20数匹も貰った真鯉を池に飼っていた(正確には放していた)が、今では2匹のみが生き残っている。池の水深が浅い為に体長は約2尺程度だ。 池の近くにはビニールハウスがあり、そこで育てたトマトが大好物だ。 春の日差しが日に日に強く
『池の鯉』の画像

母の教え子で、妹の高校時代の同級生の一人に、アフリカのケニア・ナイロビを拠点に四半世紀以上も滞在し、アフリカの深部を探り、明と暗の真実を取材し、写真に収めるフォトジャーナリスト中野智明氏がいる。その中野氏から贈られてきたというアフリカ四半世紀の物語を撮る
『波紋』の画像

毎度のことだが、春休みを利用して帰省した息子が、「おやじ、釣りっこさいくべ!」との誘いに、本人も決して嫌いではないので、未だ寒さの残る早春の渓谷に、しっかりと防寒対策を施した上で、目的のポイントへと車を走らせた。 昨日は晴れ間も広がり、比較的暖かな釣り日
『尺超え岩魚』の画像

昨夜の月は綺麗だった。 3月も今日で終わり、いよいよ新年度が始まる。 私もボチボチ長い冬眠から覚醒し、色んな意味でチャレンジする新年度を迎えたい。 もう間もなく、早いもので満55歳を迎える。光陰矢の如しである。 若い頃は、55歳と云えば、天命を知り、落ち着き
『月に笹』の画像

昨夜、事務所に友人が訪ねてきた。 北海道江別市在住の旧知の友だが、出張のついでに立ち寄ってくれた。 高校時代、共に蛮カラ応援団として厳しい訓練に耐えた仲間で、とても忍耐強く、不屈の精神を持った人物だが、「今冬の雪の多さにはほとほと参った」と実感込めてこぼ
『うふうふ』の画像

今日は仕事のついでに、岩手県北上市本石町にある日本現代詩歌文学館に立ち寄ることにした。 2Fの展示会場では、62名の詩人や歌人、俳人や川柳作家などの自筆の作品が展示されていた。 東日本大震災をテーマに作られた作品である。 展示のテーマは 「未曽有の大災害
『心が集う北上の地に』の画像

関東では満開、西日本では既に散り始めている桜前線だが、此処岩手県南の見頃は来月の中旬だろうか。今朝はちょっと冷え込んだが、日中は「漸く春がきたな~」と言えそうなポカポカ天気だった。 来月中旬には、米の種蒔きが始まる。その準備などもあり4月になれば何かと忙
『福寿草』の画像

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