4ヶ月経った今でも、復興の兆しが見えないとのこと。
一体どういうことなのか。

先日放送のバンキシャを観て愕然とした。
能登半島地震により、全半壊した家屋の解体が一向に進んでいないとのこと。
石川県珠洲市では解体希望数1万279棟に対し、番組によると、4ヶ月経った5月上旬、僅かに129棟のみだとのこと。たったの1%に留まっているとのことである。
解体業者や解体手続き申請の業者(補償コンサル)不足が問題のようだが、問題は申請手続きに時間がかかり過ぎることだ。

東日本大震災などで経験済みだというのに、申請から解体迄6ヶ月以上要するとのことである。
解体申請にあたり、家屋の相続人問題がその足かせになっていようだが、そもそも「全半壊の家屋」を、いちいち相続人全員の承諾が必要なのだろうか。 
震災遺構として残すのなら意見も分かれようが、現に住んでいる申請者のみの判断で良いのではないだろうか。
何故もっと簡潔に、柔軟に出来ないのだろうか。
通常の場合と異なり、災害時は特例として措置を講ずべきではないだろうか。
被災者の立場になり、政治決断として柔軟な対応が出来るよう求めたい。

番組のコメンテーターの一人が、被災地を今後どのように復興させるかなど、未来図を描いた上で解体を進める必要があるとか云っていたが、何をかいわんやである。
一刻も早く、真っさらな状態にしないことには未来図も描けまい。
国の対応があまりにも遅過ぎる。
裏金の調達にばかり気を配ってないで、本当に困っている人たちのことを最優先に考えていただきたいものだ。

「困っている人たちを最優先に」と云えば、水俣病訴訟に対する環境省の対応は明らかに不味かった。
被害者の切々なる訴えの途中にマイクを切るなどと云うのは、鬼畜の所業と云っても過言ではない。
水俣病患者らへの補償問題にしろ、復興の未来図を描くにしろ、いずれにしても財政観、貨幣観を正さない限りは決して問題は解決されない。住み良い社会の実現はないと云わざるを得ない。
不愉快な話題ばかりで辟易するが、嬉しい話しもある。
私のサイト等に何度も出てくるご近所(伊師先生)さんがいる。国立病院の歯科医師を退官され悠々自適の余生を送られている。
趣味の果樹栽培はプロ級の腕前を持ち、現在スケートに嵌っておられる。
また、以前から自宅を開放し、子供(学生)らに農村体験を通し、自然や文化を学んでもらうグリーンツーリズムにも取り組んでいる。先月下旬にも北海道から中学生ら3人程受け入れていた。

そんな矢先、北海道では竹が育たないことから、「是非タケノコ掘り体験をさせたい」との申し出があった。
伊師先生の奥方さんは料理上手。早速掘りたてのタケノコを調理してもらったのだろう。
ハガキの文面には美味しさが滲み出ている。
生徒らのありがたいハガキに、多事多端の忙しさが一瞬にして吹き飛び、心がぽかぽかと温まったのだった。


osozakinohana

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