昨夜の「ポツンと一軒家」も実に感動的であった。
宮城県の南三陸町にワカメを餌に羊を育てている「NPO法人さとうみファーム」がその舞台である。
南三陸町歌津の山中に、元牛舎だった所に150頭(麓の羊舎には40頭の合計190頭飼育)の羊を飼っていた。
その世話をしている青年が、今から12年前の東日本大震災の折、学生ボランティアとして南三陸町に訪れ、それ以来町民となって地元に貢献している。

被災地のあまりの惨状に言葉を失い、何かの役に立ちたいとの一心から、あと一年で卒業出来た筈の大学を中退し、移住を決めたのだと云う。
山中の牧場は嘗て水や電気も通っていたそうだが、今は無い為、麓から水をポリタンクに入れて毎日往復しているのだそうだ。
そんなこともあって、丁度取材の時に、麓に新たな牧場が見つかり150頭の羊を移送していた。
「生き物を飼う」と云うのはなかなか大変なことである。水や餌やりは毎日のこと。休みも無い。

本部がある沿岸に近い麓の「さとうみファーム」では、ワカメを食べさせた羊をオリジナルブランド肉としてNET販売も行っている。
それ以外にも南三陸の間伐材と羊毛を使ったキーホルダーや、フェルトセットなども販売している。
また、「さとうみファーム」の敷地内にはバーベキューコーナーもある。ミネラル分たっぷりのワカメを食べて育った「わかめ羊」の生肉ジンギスカンも堪能出来るとのこと。

「海・里・山 共に生きる」をスローガンにしている南三陸町に是非とも訪れてみたい。
勿論真っ先に立ち寄るのは「さとうみファーム」のバーベキューコーナーである。


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