先日、与謝野鉄幹夫妻や正岡子規などに影響を与えた近代短歌の先駆者、落合直文の生家煙雲館(宮城県気仙沼市松崎片浜)を訪れた。
生誕160年を迎え、展示された貴重な資料に目を通すことが出来た。煙雲館の館主である鮎貝文子さんから資料の説明を受け、青年期の直文に思いを馳せながら館内をひと通り見て廻った。

落合直文は歌人としての一面の他に、神学や国文学、西洋史など幅広い学問に精通し、現在の国学院大学である皇典講究所の教師や、旧制一高、現在の東京大学でも教壇に立っていた。
晩年(享年42歳)には百科語彙を多く収め、約13万語を網羅した国語辞典『言泉』を編纂している。
私の地元である隣県隣市の一関市が生んだ国語学者、大槻文彦が編纂した日本初の近代的国語辞典『言海』に匹敵するとも云われている。

館主の鮎貝文子さんの案内のなかでいくつか興味深い逸話があった。
直文の交友関係のなかで、清水次郎長の養子となった天田愚庵とのエピソードには興味をそそられた。
愚庵直筆の手紙も展示されていた。
館内の貴重な文芸資料は勿論、京都の修学院離宮を彷彿とさせる煙雲館の回遊式池泉庭園がまた実に素晴らしかった。
池の面に浮かぶ紅葉が、行く秋を惜しみ、和の奥ゆかしさとともにそこはかとなく哀愁が漂っていた。

落合直文記念館を後に、気仙沼市街地を一望できる気仙沼市復興祈念公園を訪れた後、幼稚園の頃以来50数年ぶりに大島(龍舞崎など)を訪れた。
以前は船での渡島だったが、今は大島大橋が開通しているのでかなり近い。
今回の気仙沼来訪は一関地方短歌会副会長の佐藤政勝さんからのお誘いもあり、帰路の途中佐藤さん宅にお邪魔させていただいた。
佐藤さんには「短歌以外の趣味として盆栽がある」と伺っていたが、実に圧巻だった。その数200鉢以上。見事な盆栽が所狭しと並べられていた。私の趣味も、また一つ増えそうな予感・・・。

tanka



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