文科省の発表によると、令和元年度にイジメと認められた件数(小中高)が前年度より約6万9千件多い61万2千5百件。全国ではそれだけ多くの暴力や精神的苦痛を及ぼすイジメ事件が多発し後を絶たない。
文春オンラインによる直近のイジメ事件記事では、秋田県能代市の高校生らによるイジメを取り上げている。当時、高校1年生だった男子生徒が同級生の女子生徒ら3名から陰湿で惨い嫌がらせを受けていた。その為、縊首による自殺を図るも、幸い未遂に終わり、命に別状はなかったとのこと。そのイジメはあまりにも陰陰滅滅たる内容であったようだ。

日常的に「死ね」「気持ち悪るい」「学校来なければいいのに」等々の罵声を浴びせられ、イジメを受けていたと云うのである。特に問題なのは親に対する誹謗中傷だ。これは明らかに一線を越えた蛮行と云わざるを得ない。
もし私ならば、自分に対する罵詈雑言は我慢も出来ようが、身内に対する悪口雑言は絶対に許す訳にはいかない。言語道断である。
秋田県知事はこのイジメ事件を重く受け止め、「重大事態」と認定したとのこと。徹底的に追及すべきである。

加害者も確かに将来ある若者、何某かの配慮は必要かもしれないが、加害者は加害者だ。「いじめ防止対策推進法」に抵触する立派な犯罪行為である。学校側では被害者を登校させる際、別室にて保護する意向を示したようだが、寧ろ加害者を隔離し、反省するよう促すべきではないだろうか。
加害者に対する厳しい姿勢が、イジメの減少に繋がる。

また、イジメ事件としては、これもまた絶対に看過できない、絶対に風化させてはならない事件が、旭川女子中学生いじめ凍死事件である。
加害者側の罪科は元よりだが、学校や教育委員会の隠蔽や事実歪曲を許すまじと多くのユーチューバーらがこのイジメ事件を取り上げ、風化させまいと今尚発信を続けている。

その中で、人材育成家で慈善活動家の加藤秀視氏が、これ以上子どもたちを悲惨な目に合わせたくはないとして、100万人の署名活動を展開している。
政治や行政に訴えかけ、子どものイジメ問題を解決すべく、良民の意思、国民の声を届けようと必死に活動している。
私は今迄、イジメを減らすことは可能だが、ゼロにすることは無理だと断言していた。しかしながら加藤氏の演説を聴き、ゼロにすることは可能であり、寧ろ根絶を目指すべきだと改めて思った次第である。

いじめ防止対策推進法


36do







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