昨日は地元の神社でどんと祭があり、私は消防団の一員として立ち会った。
神主の祝詞により清められた蝋燭の火が、地元民が持ち寄った正月飾りやお札に、厳かに放たれ、荒々しい炎となって上空に舞い上がった。
住民らの一年間の無事、無病息災を荒々しくも力ずくで祈るかのような、儼乎たる、荘厳にして厳粛な空気が辺り一面に広がった。
例年に比べ、今年の正月飾りやお札の量は少しばかり少ないようだが、ここにも新型コロナの影響が表れているのだろうか。

新型コロナと云えば、都心を中心に感染拡大は一向に収まる気配がない。
緊急事態宣言を受けても、自粛の色が薄まる気配もないように思われる。このままでは「医療崩壊」の四文字熟語が新聞紙面を飾る日も近いのではないだろうか。
そんな状況のなか、新型コロナ対策の特措法をめぐり、政府は飲食店などへの休業命令に背く事業者に対して、50万円以上の過料を科す意向を示している。
確かに、感染拡大を強行的に抑えなければ、前述した「医療崩壊」は火を見るよりも明らかであり、「致し方なし」と云えるのかもしれない。

然し乍ら、その前にやるべきことがある筈である。
休業命令に背かざるを得ない事情をしっかりと理解し、店主や従業員の生活の補償をしっかりと、迅速に、しかも手続きは簡素に行う必要があるのではないだろうか。
先ほどTBSの「ひるおび!」に、鳥田むらの代表が生出演し、時短営業や雇用保険助成、休業補償等の複雑な手続き等について心情を吐露していたが、つくずく共感した次第である。
フランスなどでは前年度の売り上げの20%を補償するなど、手続きを簡素化し迅速に補償対策を行っているようだ。

単に罰則のみを強化するのではなく、
云い方は決して良くないかもしれないが、緊急事態の宣言下では「飴と鞭」が必要だと思う。
それでも背くのであれば、致し方ないのかもしれない。
いずれにせよ一刻も早く、感染者の拡大を抑えなければならない。
資源となる財源はいかようにでもなる筈。大胆な財政出動を緊急にやるべきではないだろうか。


神社に何故牛の像があるのか>>


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↑この牛の座像↑は、私の大叔父である佐藤恭二郎の手作りで、40年程前に奉納したものだ。
一般的に神社で見かける牛の像は和牛だが、これはホルスタインである。
当時、大叔父は乳牛を飼っており、品評会での入賞を記念して作ったようだ。
通常牛の座像は「撫牛」と云われ、自身の悪い箇所を撫でた後、牛の同じ箇所を撫でることによって病気等が治るなどの俗信がある。
ただ、この牛はコンクリート製なので少しばかり抵抗がある。その為あまり撫でる人はいないようだが、牛自身や大叔父は撫でて欲しいと思っているのかもしれない・・・。

※写真を撮り忘れたので以前の写真を使用



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