東日本大震災の被災地、宮城県の女川原発2号機が、規制員会の審査に合格したとのニュースが報じられた。
中国武漢市を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大により、戦戦恐恐の今日、われら東北に居を構え、終の棲家として晩年を平穏に暮らそうとする者にとって、不安を掻き立てるような報道により、更なる不安を生む結果となった。
3月11日まで残すところあと2週間を切り、東日本大震災から9年目を迎えようとしている。
福島原発の事故に伴い、多くの避難者が出た。今まだ避難を余儀なくされ、故郷を否が応でも追い出された人たちが相当数いるのが現状である。そんな状況にも係わらず、まるであの悲惨な大事故がなかったかのように、風化しつつあるように感じられてならない。

女川原発には3つの原子炉があり、1号機は廃炉を決定してるとのことだが2号機について、東北電力は再稼働をさせたい意向のようだ。
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