短歌にあるハヤブサは「はやぶさ」でも、鳥じゃなく新幹線のハヤブサだ。
新幹線が運行し始めてから約50年近くになる。
東京オリンピックの9年前、東京・新大阪間を1964年10月1日に走行したのが初めて。

一方東北新幹線は、大宮 ・盛岡間が開業したのは1982年、こちらは開通してから約30年になる。
昨年の東日本大震災では、東北各地をマグニチュード9の巨大地震が襲った。
昨日の午後4時半頃、山梨県の中央自動車道笹子トンネル内で、コンクリート製の天井板が崩れ落ち、車3台が下敷きとなり9人がその犠牲となる大事故が起きてしまった。
固定するボルトなど、経年による劣化が原因とみられているが、間違いなく言えることは、昨年3月の大地震での揺れによる影響があったのではないか。

新幹線やその他の一般道のトンネルとは構造上違うと言えるかもしれないが、事故が起こってからでは手遅れである。しっかりとした点検や補強工事を、管理者である国や県による迅速なる対応に期待したいものだ。



イメージ 1