地元一関市では、3年に1度の、いちのせき第九演奏会実行委員会主催による第九演奏会が、今年で12回目を迎え、12月24日のクリスマスイブの日に、一関文化センター大ホールを会場に行われる。
指揮は小泉和裕(仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者)氏、演奏は仙台フィルハーモニー管弦楽団を迎え、地元合唱団合わせ総勢350余名による大合唱が繰り広げられる。

僭越ながら不肖私も、合唱団員の末席に加わりたく、6月の申し込み開始と同時に参加受付を済ませていた。その後数ヶ月が経ち、練習の案内が9月前後にはくるものと思っていたが、それらしい知らせもない。
「未だ先の話か」と安穏と構えていたところ、昨夜、自宅のテーブルの上に手紙が置いてあった。
「練習の案内だな」と封を切りそそくさと中を確認してみたら、チケットが同封してあった。
しかしながらお待ちかねの練習日の知らせが入っていないではないか。
「いくらなんでも遅過ぎる」と事務局に早速電話で確認してみると、参加申し込みの際、その用紙に練習日が記載してあるとのことだった。
迂闊であった!

早速その申込用紙を確認しようとしたが、何処にいったのやら!
止む無くネットで検索し、確認してみたらしっかりと記載してあった。
なんともはや、9月上旬には結団式も終わり、既に予定練習日の半分が過ぎていたではないか。
マイッタ・・・。

経験者なら兎も角、私はズブの素人である。
高校時代は応援団リーダーということもあり、ある程度発声には自信がある。
しかしながら同じ合唱、同じ発声と言えども、片や音程外しまくりの怒鳴りの世界である。まったく種類が違う、質が違う。
はてさて如何なものかと頭を抱えたが、3年に1度、次回まで生きている保証はまったくない。

最終的には例え口パク(納得はしないが)であっても、「参加する事に意義あり」と大会の度毎に、皆に諭しながら促す所作を、今度は自分に向ける番がやってきたようだ。


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