何日か前、「岩手県南紅葉の絶景ポイント」と題して岩手県南のスポットを紹介した。
その中の一つに北上市本石町の黒沢尻中央公園があり、その公園に色づき始めた秋の景色を背に、噴水を撮影しそれに拙歌を詠んでみた。

おそらく今頃は、緑を基調に赤や黄色、橙色などの秋色に染まった色とりどりのコントラストが、公園一面に広がり、訪れる人々の目や心に潤いと感動、或いは快哉を与えているのではないだろうか。

その公園に隣接して、日本現代詩歌文学館や、北上市立中央図書館、東京都杉並区和田本町にあった山口青邨(俳人)翁宅を移築復元した、「雑草園」がある。

今の季節、「食欲の秋」は勿論だが、秋晴れの澄み切った空気の下で、図書館から借りた本を携えながら、芝生の上に寝転がって本を読んだり文学を語ったり、たまには「文学の秋」を満喫するのもいいのではないだろうか。

もっとも私は前者の信奉者の一人、とても後者の似合いそうにない風体ではあるが・・・。


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