今日は約1年ぶりとなる、篠弘館長による短歌実作講座に出席する為、北上市の日本現代詩歌文学館に足を運んだ。当館は北上市の中心部に位置し、黒沢尻中央公園に隣接する施設で、直ぐ隣には市立図書館がある。

当館は有名無名を問わず、詩歌資料の収集と情報発信を目的とした日本唯一の詩歌専門の総合文学館として、1990年に竣工を迎えた。
初代の名誉館長として井上靖氏が名を連ね、初代館長は太田俊穂氏、二代目扇畑忠雄(歌人)氏、現館長は篠弘(歌人)氏である。

日本現代詩歌文学館での短歌実作講座に参加する為には、前もって2首の短歌を提出し、当日、篠先生により添削された各受講生の短歌に助言や解説が加えられる。

私が今回提出した短歌の元歌は、
『 天離る 鄙の野原に 赤とんぼ 秋の気配を 静かに運び 』
だったが、ご覧のフォト短歌のように手直しを頂戴した。
私の詠歌の特徴の一つに、下の句を連用形で結ぶ癖がある。
それをずばり指摘される形となったものの、言われてみれば確かに落ち着きがなく収まりが悪い。

今後の作歌の際には大いに参考にしたいと思っている。
が、果たして癖は直るや否や・・・。



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