昨夜、事務所のパソコンに向かっていたら、親爺から電話がかかってきた。
隣のおばちゃんが亡くなったとの報せだった。
ここ暫く病院に入院されていて、肺炎などの合併症もあり今迄も何度か危篤の状態に陥ったことがあったようだ。その為家族の人達はある程度覚悟はしていたようだ。

私が子供の頃はしょっちゅう遊びに行っては、よく「おばちゃん」の手料理をご馳走になったものだ。
その中でも特に、魚肉ソーセージ入りの炊き込みご飯が非常に美味しくて、厚かましくも何杯もお代わりしたことがあった。
それから暫く経って、「おばちゃん、炊き込みご飯美味しかったね」と私が言うと、翌日には、おひついっぱいに持ってきてくれたものだった。
後で、おふくろに叱られたような気がするが・・・。
とても優しくて、本当に働き者だった。

事務所の後片付けをそそくさと済ませ、兎も角取る物も取り敢えずに家に向かい、病院からの到着を待った。
何度となく経験している事だが、出来ることなら経験したくはない。
しかしながら、生きてる以上は必ず別れが訪れる。不可避的現実である。
心よりご冥福をお祈り致します。

今日は親類が集い、葬儀等の日程の相談があったものの、やり残していた仕事の片付けもあり、親爺に代わってもらったが、明日からの3日間、恩義に報いる為にも、本家としての責任をしっかりと果たさなければならない。


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