前回、大腸の内視鏡による検査で3個のポリープが見つかった。
そのうちの1個は、わりかし小さかった為に検査中に摘出したものの、残りの2個は多少大きいとのことで、悪性か良性かの組織検査と共に、日を改めての摘出手術(ポリペクトミー)をすることになっていた。
昨日がその日であった。

若干の不安を抱え、「あわよくば敵前逃亡」といった逃げ口上を探しながらも、予約してあった時間に間に合うべく病院に向かった。
土日の休館日後の週初め(月曜日)とあって、病院の駐車場は満車状態。待合室は座る席がない程の繁盛ぶりであった。

予約を入れてあったものの、小一時間程待たされ、漸く名前を呼ばれた。そして緊張の面持ちで診察室に入ると、前回の検査で摘出された組織の検査結果と、血液検査の結果が医師から告げられた。
多少の不安はあったものの、「絶対に大丈夫だ!」とポジティブな自己暗示をかけていた事も功を奏したか、悪性のポリープではなかった事を告げられ、先ずは一安心、安堵の胸をなでおろした次第だった。

診察室から病室に移り、前回はゲロを吐きそうになりながらも無理やり飲み込んだ2Lの腸管洗浄剤が、テーブルの上にドンとあって異彩を放っていた。
「まいったな~」と思いながらも、前回を遥かに凌ぐスピードで飲み干した。

前回は勿論初めてということもあって、全く知識や経験もないままの嚥下とあり、最初の数杯は、旨くもないその飲み物を味わって飲んだのだったが、それが結局後半に苦しむ事を体験していただけに、2度目となる今回は十分に傾向と対策を練ってきたつもりだった。
2時間の制限時間を大幅に下回り、余裕を持ちながらポリペク手術に臨んだのだった。

肝心要のポリペクの摘出手術はというと、多少の違和感を覚えながらも無事に終了し、摘出されたポリープ(イボ)を確認しオペ室を後にした。

その後、右手前腕部に射し込まれた点滴の針に気を配りながらも、病室(回復室)に戻り、ベッドに横になりながら、「看護師さん、めんこかったな~」など、或いはまた、手術台の上で大アザラシの如く、まな板の鯉状態であった自分の不恰好な姿を思い浮かべるなど、余計な妄想を膨らませながらも、うつらうつらと、点滴の残量が少なくなる迄微睡だのであった。

あ~、それにしても腹減ったな!
 


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